声優の中村悠一、櫻井孝宏、遠藤綾、永瀬アンナが30日、映画『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』初日舞台あいさつに登壇した。
【動画】『呪術廻戦』中村悠一＆櫻井孝宏、貴重なキャラの影ナレ披露！
キャスト陣は、キャラクターとして一言アナウンスしたあと、拍手に迎えられて登壇。初日を迎えた感想を聞かれると、中村は「いや、よかったなと思いますよ」と含みのあるコメント。続けて「難しいですよね。一度テレビで放送して、配信などでもいろんなところで観ることができるんですけど、再編集して仕込み直して、みなさんにどれくらい興味をもって見ていただけるかわからなかったので」と明かした。
中村は観客に向けて「どうでしたか？」と呼びかけ、「ここで”よくない”って言う人がいたら引っ張り出されますからね。言わないと思うんですけど」と続けると、櫻井ら登壇陣も笑いをこぼしていた。
イベントの最後には、それぞれメッセージを伝えた。永瀬は「切ないだけじゃないところが本当にすてきな作品だなと思って、また何度でも見たくなるような作品だと思います。私自身もこの作品に関われた本当に光栄でしたし、皆さんにも何度でも見ていただきたいです」とコメント。
遠藤は、今回の上映でサプライズで公開されたエンディングについて言及し、「すごい泣けてきちゃって大変だったんですけど、でも楽しい思い出を見ることができたし、ちゃんと彼らが生活してたんだっていうのを実感できてとてもうれしく思いました」とにっこり。
櫻井は、新規収録された『じゅじゅさんぽ』について「映画見てるあの3人（五条悟、夏油傑、家入硝子）って、私はグッと来たんですよね」とし、「キラキラした思い出がいっぱい詰まってるんだなっていうことをこの劇場版総集編版ですごく思いました」と振り返る。
中村は「観たことないという方にも、これを観たらおすすめしていただいて、これを観ると、夏油がただの敵役ではないということがわかると思います」と力を込め、「これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」と締めくくった。
アニメ『呪術廻戦』は、ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、主人公の高校生・虎杖悠仁が、呪いをめぐる戦いの世界へと足を踏み入れるダークファンタジー。2018年3月～24年9月にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画が原作。
本作は、23年7月に全5話で放送され、五条悟と夏油傑の高専時代の過去を描いたテレビシリーズ第2期の特別総集編となっている。また、原作を芥見下々氏、アニメ制作をMAPPAが担当するミニアニメ『じゅじゅさんぽ』が、新規収録のうえ本編前に上映。五条、夏油、家入の3人が登場し、本編とはひと味違ったのんびりした雰囲気となる。
この記事をSNSで伝える：
