俳優・藤井直樹、関西ジャニーズJr.の人気グループ・Lilかんさいの岡崎彪太郎（※崎＝たつさき）が出演する舞台『あの夏、君と出会えて～幻の甲子園で見た景色～』のキービジュアルが、1日公開された。8月23日～31日に東京・サンシャイン劇場、9月6日～14日に大阪・大阪松竹座ほかにて上演される。
【写真】『あの夏、君と出会えて～幻の甲子園で見た景色～』本チラシ裏面
同作は、令和7年の現代から、太平洋戦争中の昭和17年にタイムスリップした令和の青年が、当時の球児たちと共に苦境を乗り越えながら“幻の甲子園”出場を目指す姿を描く。
キービジュアルでは、彼らのあこがれである甲子園を背景に、キャスト陣が集合。中央では主演の藤井が演じる現代の大学生・森下令児が、野球のボールを手にし
ながら強いまなざしで未来を見つめている。また、その横にはバットを持ち夢への思いをにじませる、岡崎が演じる戦時中の高校球児・津田昭夫の姿が。彼らの周りには、野球部員たちを導く監督・山本浩一（永井大）、生徒に寄り添う教師・高柳節子（宮地真緒）、令和を生きる令児の恋人・菊地礼子(前島亜美)らも並んでいる。軍事教官・広岡雄介（校條拳太朗）、昭夫許嫁・田村明子(福室莉音)、江戸川実業の野球部員・石原次郎(生田俊平)、小園吾郎（佐野遥喜）、坂倉三四郎（小川丈瑠）、大森右近（琥城雄太）ら個性豊かな登場人物たちの姿も描かれている。
また、北海道日本ハムファイターズと阪神タイガースでユーティリティープレーヤーとして活躍した、元プロ野球選手の今成亮太が野球監修を務めることも決定した。
＜STORY＞
元高校球児で大学４年生の森下令児（藤井直樹）は、東京の野球名門校・江戸川実業のエースだったが、憧れていた甲子園はコロナ禍で中止となり、夢は途絶えていた。人生の大きな目標を見失い、就職にも思い悩んでいた令児は、同級生で恋人の菊地礼子(前島亜美)と一緒に過ごしていた令和7年のある日、突然太平洋戦争真っ只中の昭和17年の東京へタイムスリップしてしまう。立ち尽くす令児が、転がってきた野球ボールを思わず剛速球で投げ返すと、その球を受け取ったのは当時の江戸川実業野球部主将の津田昭夫（岡崎彪太郎）だった。その腕を見込んだ昭夫は令児の野球部入部を条件に、生活の面倒をみることに。監督・山本浩一(永井大)の指導、野球部を応援する教員・高柳節子(宮地真緒)の励ましのもと、彼らは共に練習を始めるが……。
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