東京・芝の増上寺 特設ステージにて7日、『RIZIN「超」緊急記者会見』が行われ、7月27日に『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』（さいたまスーパーアリーナ）を開催し、クレベル・コイケvs.朝倉未来、カルシャガ・ダウトベックvs.秋元強真など7試合と、フェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフも参戦することが発表された。会場は昨年7月の『超RIZIN.3』と同様にスタジアムバージョンで行われる。
【動画】『超RIZIN.4』朝倉未来VSクレベル、因縁の再戦決定で互いに挑発
『超RIZIN.3』で平本蓮に1ラウンドでKO負けして現役引退を発表するも、5月の『RIZIN男祭り』で元フェザー級王者の鈴木千裕に3ラウンドTKO勝利して、見事に復活を飾った朝倉未来。3ヶ月以内の連戦となるが、4年前の2021年6月に東京ドーム大会で一本負けしたクレベルとの再戦に意欲を燃やす。
マイクを持った朝倉は、集まった大勢のファンに向けて「東京ドームでたくさんの応援ありがとうございました。本当に力になりましたし、勝てて良かったなと。期間が短いですけど、さいたまスーパーアリーナのスタジアムモードで『超RIZIN.4』をやるってことで、ここは俺が出るしかないかなと。オファーの中で一番強いクレベルを指名させていただきました。4年越しに借りを返したいと思います」とリベンジを宣言した。
4年前からのクレベルに対する気持ちへの変化を聞かれると「ずっと負けてからやり返したいという気持ちと、一緒に盛り上げてきたというリスペクトの気持ちもある中で一緒に盛り上げてきたというリスペクトの気持ちもある中で、クレベルがたまに俺のことを『格闘家じゃない』とか言ってたので、それがずっと引っかかってたからリングの上で体感してもらいます」と率直な本音をぶつけた。
対するクレベルは、昨年大みそかに鈴木千裕を下してフェザー級チャンピオンに返り咲くも、『RIZIN男祭り』でシェイドゥラエフに1ラウンドKO負けして防衛失敗。シェイドゥラエフとのダイレクトリマッチを希望していたが、ベルトに向けた再起への第一歩として朝倉との対戦を選んだ。
鈴木千裕戦で進化を見せた朝倉のテイクダウン能力について「ミクルはちょっとレベルが上って強くなって上手だけど、自分との試合では彼は絶対に自分を倒せないな」と語ると、朝倉は「どうかな～」とツッコミ。クレベルが「私待ってます、どうぞ」と余裕を見せると、朝倉は「ヒジ入れちゃうよ、ヒジ」と応じ、2人のやり取りにファンは大いに盛り上がった。
■7月28日『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』（さいたまスーパーアリーナ）
・フェザー級
クレベル・コイケvs.朝倉未来
・バンタム級タイトルマッチ
井上直樹vs.福田龍彌
・スーパーアトム級タイトルマッチ
伊澤星花vs.シン・ユジン
・フェザー級
金原正徳vs.YA-MAN
・フェザー級
カルシャガ・ダウトベックvs.秋元強真
・ライト級
パトリッキー・ピットブルvs.野村駿太
・スーパーアトム級
須田萌里vs.NOEL
※参戦予定選手
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
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