俳優の横浜流星が主演を務める、大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』（毎週日曜 後8：00 NHK総合ほか）のコンサートが7月8日に東京、8月10日に神戸で開催される。追加ゲストとして、俳優の安達祐実（東京公演）らが発表された。
【写真】分かりやすい！相関図を公開
名場面と音楽で綴るオーケストラ・コンサート。東京公演の会場は、東京オペラシティコンサートホール・タケミツメモリア。神戸公演は、神戸国際会館こくさいホールとなる。すでにスペシャルゲストとして、作曲家のジョン・グラム氏が発表されていた。
花總は、宝塚歌劇団で雪組、宙組での歴代最長のトップ娘役を務めあげ、数々の舞台で主演し今後の出演舞台が注目されている。今回の公演では朗読を担当し、東京、神戸の両会場でドラマの世界観を魅せることとなる。
このほか、東京公演のゲストとして、俳優の安達、中村蒼が決定。神戸公演は、元宝塚歌劇団 月組トップ娘役の映美くららと、同じく元月組トップ男役の珠城りょうが出演する。
本公演は、指揮に横山奏を迎え、東京公演は東京フィルハーモニー交響楽団と斉藤浩（ツィンバロン）、山野安珠美（箏）、はなわちえ（三味線）らの演奏。神戸公演は大阪交響楽団と宮田大（チェロ）、斉藤浩（ツィンバロン）、中村卓也（三味線）の演奏でお届けする。演奏曲は、メインテーマの「Glorious Edo」をはじめ、「Alchemist（江戸の錬金術師）」「Gambler（山師）」「べらぼう紀行」などを予定。
『べらぼう』の音楽を手掛けたのは、アメリカ・バージニア州出身の作曲家ジョン・グラム。アメリカ・マサチューセッツ州のウィリアムズ・カレッジで学士号を取得し、世界でもトップクラスのビジネススクールの一つであるスタンフォード大学で経営学修士課程（MBA）を取得。卒業後はビジネス業界に進み、M&A・投資アドバイザーとして活躍し、ウォルト・ディズニー・カンパニーの金融部門で上級副社長を務めた経験を持っているという異色の経歴を持つ人物で、ビジネスの最前線にいながら、同時に1993年に映画『フルコンタクト』で作曲家デビューし、映像作品やゲーム作品の音楽を数多く手掛け、2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』の音楽も担当。それに続いて、『べらぼう』の音楽も手掛けることとなった。
『べらぼう』は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物、“蔦重”こと蔦屋重三郎の物語。「べらぼう」は、彼の波瀾万丈な生涯を、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマとして描かれている。
■大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」ありがた山のコンサート
＜東京公演＞
7月8日（火）開演18：30
東京オペラシティコンサートホール：タケミツメモリアル
スペシャルゲスト／ジョン・グラム（大河ドラマ『べらぼう』音楽）、花總まり（朗読）、安達祐実（トーク）、中村蒼（トーク）
チケット（全席指定・税込）：S席 1万3000円 A席 1万1000円 B席 9000円 ほか
＜神戸公演＞
8月10日（日） 開演17：00
神戸国際会館こくさいホール
スペシャルゲスト／花總まり（朗読）、映美くらら（トーク）、珠城りょう（トーク）
チケット（全席指定・税込）：S席 1万1000円／A席9000円 ほか
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