6人組グループ・SixTONESの京本大我が17日、東京・Zepp Hanedaでクリエイティブ・プロジェクトの一環となるライブ『BLUE OF LIBERTY』（ブルー・オブ・リバティー）を開催した。今年5月8日からスタートし、約2ヶ月間にわたって開催してきた初のライブツアーの記念すべき東京公演。夢だったというZeppのステージに一人で立った京本は、2900人の観客を熱狂させた。
【写真】ライブハウスで熱唱する京本大我
19歳から始めた作詞・作曲や、一眼カメラ・フィルムカメラでの撮影を本格的なアート活動として始動させた、京本のクリエイティブ・プロジェクト「ART-PUT」。今回のライブでは、エネルギッシュなパフォーマンス、音楽への高い熱量、さまざまなインプットを経た京本の現在地を表現する。
「ART-PUT」でこれまで魅せてきたアーティストとしての一面が、ライブハウス公演で改めて開花。4月23日にリリースした初の音源となる全曲作詞・作曲を手掛けたCDアルバム『PROT.30』を引っ提げてギターやドラムソロ演奏など、音楽への高い熱量を体現。多才で多彩な表情をいくつものぞかせる。
自身のルーツであるロックにフォーカスしたバンドスタイルでアンコールを含め全16曲を披露。会場一体となって拳やタオルを振り回し、高まる熱を共有する時間や、ミュージカルなどで培われてきた持ち前の美声をとことん聴かせる場面も。ライブハウスという限られた空間でありながらもレーザーやミラーボール、ライトを駆使し、自身の歌声、さりげない手の仕草によって1曲1曲、思い描く世界観に導いていく。
一方でMCでは水を飲む姿にも「かわいい！」の声が客席から漏れると「ストローが“かわいい”を手助けしてくれる」と、はにかむ等身大の一幕もみせた。
鳴り止まぬ拍手に後押しされたアンコールのラストには「最高！最高でした！ありがとう！すてきな光景です！」と噛み締め笑顔に。「またこうしてアツい音楽、ロックでひとつになれるように精進しますので、これからもSixTONES、「ART-PUT」をよろしくお願いします」と大きく手を振り呼びかけていた。
同ツアーは追加公演となる東京ガーデンシアターを含め、3都市4会場8公演で3万2100人を動員予定としている。
■京本大我コメント
――Zepp Haneda（TOKYO）公演に向けて
追加で有明公演もありますが、僕の夢だったZeppでのライブとしては、羽田が最後の地になるので、最後存分に楽しみたいという思いと、「BLUE OF LIBERTY」というタイトルにもある通り、僕だけじやなく、参加してくださっている皆さんも、心に熱い青い炎を灯して、一緒に熱くなれたらなと思います。
――今回のライブの見どころ
自分自身の音楽のルーツとしてロックがあるので、もともとバンドスタイルのライブには憧れとリスペクトがありました。このプロジェクトでは、そんなロックな世界観をサポートバンドの皆さんと一緒に作り上げたいと思って取り組んできました。進めていく中で、自分の今までのアイドルでやってきた経験値が、今回のライブでもとても生きていると感じます。結果として、ロックとアイドルのハイブリット的な演出が、いいバランスで融合できているなと思うので、そういった面を楽しんでもらえたらと思います。
――『PROT.30』の音楽面での聴きどころについて
アルバム『PROT.30』はクリエイティブも携わらせていただいて、全曲に自分のメロディーラインや、歌詞に込めた想いが存分に詰まっていますので、そういう説得力は伝わればと思います。全編通してロックなアルバムになっているのですが、ロックの中でも幅広いジャンルのサウンド感になっていますので、皆さんの気分に合う1曲が必ず見つかるアルバムになっているかと思います。
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