タレントのアイナ・ジ・エンドが14日、東京・タワーレコード渋谷で行われた初のフォトエッセイ『達者じゃなくても』(幻冬舎)の発表会見に参加した。
【写真】フォトエッセイで本を忘れて“エア本”を持つアイナ・ジ・エンド ミニ丈スカートから美脚も
2023年6月に、惜しまれながらも解散した“楽器を持たないパンクバンド”『BiSH』。その後、アイナはソロ活動を本格化した。仲間への想い、ソロになってから抱いた覚悟、ダンスへの目覚め、初めての恋、大人になってわかったこと…。何者でもなかった一人の少女時代から、アイナ・ジ・エンドを名乗り出したあとの歩みを惜しみなくつづっている。文章・構成は本人によるもの。撮りおろし写真も多数収録した本作は1つのアルバムを聴くような、愛しさや切なさがにじみ出た1冊となっている。
アイナは「私は今年30歳を過ごしていまして、アイナ・ジ・エンドになって10周年です。アイナ・ジ・エンドになる前の日々はいろんなことがあったんですけどその日々とアイナ・ジ・エンドになってからの10年の30年を書き紡いでみました」と笑顔で明かした。文章・構成だけでなく、イラストもアイナが担当しているという。
執筆はスマホを使ったそう。「最初はカッコつけてノートに書いていたんですけど、ノートに書いても、また移さないといけなくて…。ダメでした」と苦笑いで告白。場所は家で書いていたという。「夜に換気扇の下で書いてました。『ウィン、ウィン、ウィン』って鳴るじゃないですか。あれぐらいの音がちょうどよくて。音楽だと(頭に)入ってきちゃう。無機質な換気扇の音がはかどらせていただきました」と制作秘話を披露した。
タイトルの『達者じゃなくても』に込められた思いも。「アイナ・ジ・エンドになる前は人間になれてなかった。人に、うれしい、悲しい、さみしい、楽しいという感情があるって知らなかった。人の感情があるってわからなかったんです。だから、すごく人を傷つけた。本当に人間じゃなかったような気がします」とする。「そんな私が、いろんな人に出会って人間にしていただきました。なので、ずっとキラキラした世界にいるわけでもないし、むしろ動物のような感覚で生きている。全く達者じゃなかったです。そんな日々でも生きていたら、なんだかいいことあったな、普通に生きるってすごいことだな、と。私なりの達者じゃないことを詰め込みたかったのでタイトルは『達者じゃなくても』にしました」と熱っぽく語っていた。
アイナ・ジ・エンド、フォトエッセイ発売 執筆は換気扇の下で 理由も説明
2025/06/14 17:27
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