俳優の鈴木唯(12)、リリー・フランキー(61)が21日、都内で行われた映画『ルノワール』公開記念舞台あいさつに登壇した。
【写真】華やか!早川千絵監督から花束を受け取る鈴木唯
本作は、「第78回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に、日本から唯一選出された映画。物語の舞台は1980年代後半の日本。闘病中の父と仕事に追われる母と暮らす11歳の少女・フキのひと夏を描いた物語。鈴木は新人ながら、主人公・フキを演じ、堂々たる演技を見せた。
オーディションで選ばれ、撮影時11歳だった鈴木は、昨年、俳優デビューしたばかりの超新星。フキの母・詩子役に石田ひかり、父・圭司役にリリー・フランキーと、数々の映画賞を受賞してきた名優に加え、フキが出会う大人たちには、中島歩、河合優実、坂東龍汰ら若手実力派俳優陣が出演する。
舞台あいさつでは、共演者たちと撮影秘話など、クロストークを展開。撮影が大変だったシーンを問われると、雨が降る中のリリー・フランキーとのシーンを挙げ、「早朝5時の寒いところに、ゲリラ並みの雨が降ってきて、寒くてとても大変でした」と回想。脚本では雨が降っている予定ではなかったそうだが、この日一緒に登壇した早川千絵監督は「その日しか撮影できなくて、仕方なく」と明かし、「撮っていても興奮してしまうくらい、感動しました」と絶賛した。
リリー・フランキーも「いい映画はお天気にも恵まれる」と話し、「映画の神様が応援してくれたんじゃないですか」と鈴木へ語りかけた。
イベントでは、サプライズで鈴木が手紙を披露。登壇者ひとりひとりへ感謝を述べ、「『ルノワール』という映画は私の人生を変えようとしています。最後に映画のフキのセリフを真似して一言。“本当に夢でなくてよかったなと思った”」と力強く伝えた。
舞台あいさつには、石田ひかり(53)、河合優実(24)も登壇した。
12歳・鈴木唯、主演映画への力強い思い「この映画は私の人生を変えようとしています」
2025/06/21 14:34
- 映画
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