俳優の阿部サダヲが主演を務め、松たか子が共演するテレビ朝日系7月期木曜ドラマ『しあわせな結婚』（後9：00）が、7月17日より放送される。本作より、人気アートディレクター・吉田ユニ氏が手掛けたメインビジュアルが初公開され、さらに、劇伴音楽を世武裕子氏が担当することや、Netflixでの世界配信も決定した。
【写真】ガッツポーズ！これからの撮影に気合が入る阿部サダヲ＆松たか子
大石静氏がNHK大河ドラマ『光る君へ』以来初の連続ドラマを手掛けた本作は、夫婦の愛を問う令和のホームドラマ。松と阿部は、SPドラマ『スイッチ』（2020年）をはじめ、映画や舞台で何度も共演。映画『ジヌよさらば～かむろば村へ～』（2015年）以来、10年ぶりとなる夫婦役で“マリッジ・サスペンス”という新境地に挑む。
本作の主人公は、センセーショナルな事件の裁判でいくつも無罪を勝ち取りながらテレビ番組にも出演、お茶の間から絶大な支持を得ている人気弁護士・原田幸太郎（阿部）。幸太郎は、入院先の病院で、感情を表に出さず、ほとんど笑顔も見せないミステリアスな高校の美術教師・鈴木ネルラ（松）と運命の出会いを果たす。独身主義を貫いてきた幸太郎の結婚観を大転換させたネルラだが、実は“大きな秘密”を抱えていて…。電撃結婚した2人は、ネルラの父・弟・叔父が暮らすマンションで新婚生活をスタート。しかしその後、少しずつ秘密が明らかになっていく。
吉田氏が担当したメインビジュアルは、「どんな秘密があっても、愛し続けることを誓いますか？」という“究極の夫婦愛”を問う本作のテーマを掲げたキャッチコピーに、手を伸ばした阿部と松を俯瞰で捉え、指輪に見立てるというインパクトのあるものとなっている。吉田氏は「部屋を俯瞰から見た視点で、椅子が倒れ、グラスが割れている不穏な空気感を出しながら指輪に見立てて表現しています。結婚を想起させるモチーフを使いながらミステリアスな雰囲気を出しました」とコメントしている。
劇伴音楽は、『カラオケ行こ！』で「第48回日本アカデミー賞」最優秀音楽賞を受賞した世武氏が担当。「どこかおとぎ話のような人物たちの浮遊感やチャーミングさに寄り添いながら、世界観を一点突破する気持ちで臨んだ」と語るように、サウンド面からも物語を彩る。
初回放送は17日午後9時より拡大スペシャルとして放送予定。TVer、TELASAでの配信に加え、Netflixでは国内では放送翌日から、海外では190以上の国と地域で順次配信される。
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