タレントのラサール石井(69)が6月30日、東京・参議院議員会館で記者会見を開き、7月3日公示、20日投開票の参院選比例代表に社民党から出馬すると発表した。
【写真】出馬に向けて意気込みを語ったラサール石井
石井は「27日まで熱海五郎一座というお芝居をしておりました。主催者、共演者にご迷惑をかけたくないということで、社民党にお願いして完全極秘としていた」といきさつを明かした。
そして「30年ほど前から政治は機能不全に陥っている。本当に政府は国民一人ひとりを見ているのか」と疑問を呈し、「いつかは霧が晴れると信じていたが、現在は明るくなるどころか日本はどんどん悪くなる」と現状を嘆いた。
「もう諦めるのは辞めたんです。黙って見ているのも止めたんです。政治を発言することを一つの仕事としてやっていくことを決めました。一人ではできません。国民の皆さんと叫び、行動したい思いがある」とし、「ただ道を歩いているだけで、なぜか笑顔が浮かんでくる。そんな簡単なことすら今はできていない。何気なく笑顔になれるよう、暗い気持ちにならない。そんな国を皆さんと一緒に作っていきたい」と言葉に力を込めた。
社民党から出馬する理由について「一度は断ったりもしたが、粘り強く口説いていただいた。(福島党首は)社民党を新しく変えようとしておられる。そこに魅力を感じました。それなら一緒に戦おうじゃないか。今、社民党はなくなってはいけない」と強調した。
共に会見に臨んだ福島瑞穂党首は「ひどい政治をなんとか変えたいと頑張られた方。立候補を決意してくれて本当にうれしく思っています。必勝に向けて全力で頑張ると同時に、当選者を増やして頑張りたい」と思いを語った。
この出馬をめぐり、きのう29日に社民党は公式Xで「社民党は参議院議員選挙の比例予定候補として、ラサール石井さんの公認を決定しました」とし、ネクタイ姿のビジュアルを公開。「明日6月30日の14時より、本人の記者会見を行います。#あなたが笑顔で暮らせる国を と掲げ、政治の世界へあらたな挑戦を決意されたラサール石井さん。ぜひご注目ください」とした。
ラサール石井は1955年10月19日生まれ、大阪市出身。本名は石井章雄(いしい・あきお)。コント赤信号や、タレント、俳優として幅広く活躍。アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』両津勘吉の声でも知られる。また、演出家・脚本家としても活動し、「第23回読売演劇大賞」優秀演出家賞を受賞。
ラサール石井、社民党から比例で参院選出馬を表明 一度は断るも…「粘り強く口説いていただいた」
2025/06/30 15:21
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