“乃木坂46公式ライバル”僕が見たかった青空・山口結杏、グループ初の卒業発表「心が追いつかなくなってしまい」

　アイドルグループ・僕が見たかった青空（通称：僕青）の山口結杏（20）が、10月末をもって卒業することを発表した。乃木坂46の公式ライバルとして2023年6月に結成した同グループから初の卒業メンバーとなる。

【全身ショット】美しい振り袖姿を披露した山口結杏＆早崎すずき＆宮腰友里亜

　公式サイトでは「山口結杏 卒業のお知らせ」と記し、「山口結杏につきまして　本人から申し出があり協議いたしました結果　2025年10月末をもちまして「僕が見たかった青空」から卒業する事となりました」と発表された。

　卒業の理由やファンの皆様へのメッセージを収録した動画も公開され、山口は「今日は私から大切なお知らせがあります。私、山口は僕が見たかった青空を卒業することを決めました」と報告。「理由としましては、人前に立つことやカメラの前に立つことに対して少しずつ不安を感じるようになったり、アイドルとしてステージに立って自分を表現することがすごく難しいなと感じてくることが最近多くて。それでもみんなと頑張っていきたいっていう気持ちもあったんですけど、その気持ちと自分が思うようにできないというギャップに、私自身、心が追いつかなくなってしまい卒業することを決めました」と説明した。

　また「自分の感情を優先して、（卒業を）決断してしまうことはすごく身勝手なんじゃないかなって思ったし、今まで応援してくださっている方の気持ちを踏みにじってしまうんじゃないかなってすごくたくさん悩んだんですけど、それでもこの中途半端な気持ちのまま、このグループや皆さんと関わっていくことをしたくなくて。その気持ちのまま皆さんと関わることが1番申し訳ないなって思いました」と続けた。

　この悩みは以前からあったとしつつ「それでもここまで約2年間やってこれたのは、応援してくださる皆さんがいたからです。皆さんと顔を合わせてお話できた時間が私にとってすごく楽しかったし、元気をもらえた瞬間でもあって本当に大切な時間でした。ありがとうございます」とファンへ感謝の思いも。そして「あと3ヶ月間、メンバーとも、皆さんとも1日1日大切に過ごしていきたいなと思っています。なので残り3ヶ月間よろしくお願いします」と伝えた。