顔出しNGの敏腕ライターたちが、いま注目のタレントの素顔に迫る『ライターズ!』(日本テレビ系/毎週日曜 深1:25)。第91回(10日 深1:30~ ※5分繰り下げ)は、14日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』(毎週木曜22:00~)から、見取り図の2人が登場。初回放送から足掛け5年目でのレギュラー化、そして見取り図にとって初のプライムタイム冠番組となる本番組について、盛山晋太郎とリリーが語った。
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■『M-1』2回決勝に行っても何もなかったあの頃
2007年結成の見取り図は、2018年の『M-1グランプリ』で初の決勝進出。そこから3年連続で決勝進出を果たし、2020年には最終決戦まで駒を進めた。そのときは、惜しくも3位(優勝はマヂカルラブリー)となったが、たしかな実力を見せたことでテレビ出演が急増していく。そんな中、2021年に始まったのが『見取り図の間取り図ミステリー』だ。二人は当時をこう振り返る。
「ぼくら、『M-1』に3回決勝行ってるんですけど、この番組が始まったのが3回目の決勝の翌年。逆に言うと、『3回決勝行って、最終決戦にまで行かないと売れへんねや』って。それくらい2回目まではなんにもなかったです。その意味で、やっとこさの冠番組だったので、うれしかったですね」(盛山)
「『M-1』決勝行っても無風だったんで期待し過ぎないというか、正直な話、最初は絶対単発で終わるって思ってました。それが5年も続いて、いよいよレギュラー化ですから。なにがあるかわからないですね」(リリー)
「結局、『M-1』はその後、準決勝、準々決勝敗退と露出と結果が反比例してもうて。まあ、2回優勝してるコンビもいるくらいなので、今となっては回数とか意味ないですけど」(盛山)
順風満帆に見えて、悔しさや苦労の末に掴んだ冠番組。番組名は見取り図ならではだが、そもそものコンビ名の由来といえば?
「NSC(吉本総合芸能学院)の時に、毎日のようにころころコンビ名を変えてたんです。で、先生から『お前ら、ええ加減にせえ!』と怒られた日のコンビ名が『見取り図』。一日前に怒られていたら、『リアル乳首ファイターズ』になってました。その場合、『間取り図ミステリー』にはなってないですけど、代わりにニップレスの案件とか(ゲームの)『ザ・キング・オブ・ファイターズ』の案件なんかは来てたと思います」(盛山)
■番組スタッフの驚異のリサーチ力。「3億円事件も解決できる」
昨年は映画『変な家』とのコラボも実現するなど、満を持しての5年目でのレギュラー化。プレッシャーはあるのだろうか?
「手ごたえもあったので、もうちょっと早いかと思ったんですけど、テレビ欄って意外と空きがないんですよ(笑)。でも、5年のうちにロケあり、スタジオMCありといろんなパターンを試させてもらったんで、準備万端ですね」(盛山)
「ひとつだけ不安だったのが、『週1でやるほど変な間取りの家、あんのか?』ってとこで。でも、この番組のスタッフは優秀ですね。ちゃんと見つけてきますから」(リリー)
「ここのスタッフ、たぶん『3億円事件』の犯人探し出せます。それくらい、リサーチ力が半端ないです」(盛山)
そんな綿密なリサーチによって、これまでも数々の「変わった間取り」を見てきた二人に、番組の思い出を聞いてみると。
「時間によって部屋に入り込む日差しが変化して、それとともに壁の模様が変わるって家は、すごくいいなと思いました」(リリー)
「ただ、そういうこだわりの家を見てる弊害もあって。ぼく近々引っ越しするんですけど、収録のたびに、(間取りや内装をいじれない)賃貸じゃなくて分譲にしておけばよかったなと後悔するんです。でも、東京の分譲マンションって失禁するほど高くて、結局無理なんですけど」(盛山)
そんなもやもやも抱えつつだが、レギュラー化にともないサブMCとして横澤夏子が参加。さぞかし心強いのかと思いきや。
「実はほとんど面識なくて、だからこそ毎回楽しみですね。ただ、(横澤と同期の)ニューヨークから『(横澤が)同期をよく叱ってる』とは聞いているので、風紀が乱れてきたら、いつか叱られる日がくるかもしれません」(盛山)
「VTRを見ていても、ぼくには絶対思いつかないようなママ目線が入るので新鮮ですね。同時に、『なんて自分のことばかり考えていたんだ』と気づかされて反省します」(リリー)
「際どいこと言っても、なっちゃんがきれいにまとめてくれるという安心感もありますね」(盛山)
すでに乗っかる気満々の2人が叱られる日も遠くなさそうだ。
■間取りを通じて、海外の暮らしや文化に触れる醍醐味
また、レギュラー化とともに強化されたリサーチ力で、海外の物件も頻繁に登場。海外の「間取りミステリー」は難易度が高いかと思いきや。
「ぼく、海外の文化を調べるのが好きなので、結構得意なんです。たとえば、アメリカって靴脱がずに生活してる印象ですけど、最近、靴脱ぐようになったらしくて。『あ、なんか土とか入ってきて汚いな』って気づいたからだとかで……遅すぎません? ベッドに靴のままとかもよくないよなって」(盛山)
「そらそうやろ」(リリー)
「そんな感じで外国の文化も知れるのが、この番組の大きな魅力のひとつかもしれないですね。他校の文化祭とか行くとわくわくするじゃないですか。こんなとこに理科室あんねやとか」(盛山)
「生活に直で結び付いている『間取り』がテーマだからこそ、より文化の違いがよくわかるという面もあると思います。だから、個人的には海外物件の間取りミステリーが一番の楽しみですね」(リリー)
毎週、海外旅行に行った気分だと声を弾ませるリリー。一方、盛山はこの番組の魅力をこう語る。
「家族だったり、仕事だったり、暮らしや人間模様が垣間見えるのが『間取り』だと思います。単なる空間じゃなくて、『人』が見える。そこに注目してほしいですね」(盛山)
最後に、間取りとは少し離れて、2人がこれまで実際に遭遇した“見取り図ミステリー”を聞いてみると、盛山は「天国!?」、リリーは「会話」と回答。仕上がりきった爆笑ミステリーは、ぜひ10日放送の『ライターズ!』で確認してほしい。
なお14日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』では、海外通の盛山をもってしても「1000年かかっても解けない」と語る極上の海外物件ミステリーを紹介する。
(取材・文/マイティ・M)
※取材の模様は、10日放送の『ライターズ!』(日本テレビ 日曜深夜1:30 ※5分繰り下げ)でもご覧いただけます。
見取り図「なんで今まで靴脱がなかったん?」海外カルチャーに突っ込み炸裂【オリコンライターズ】
2025/08/10 18:00
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