脚本家で俳優の宮藤官九郎が30日、都内で行われた映画『海辺へ行く道』の公開記念舞台あいさつに登壇した。
【写真】唐田えりかや坂井真紀も登壇した舞台あいさつの模様
静香(坂井真紀)のランチ店の常連で、いつも海から来る五郎を宮藤は演じた。冒頭のあいさつで役柄が紹介されると会場に笑いが起き、宮藤は「なんで笑うんですか」と苦笑い。スクリーンに映し出されていたウエットスーツ姿のビジュアルも印象的で宮藤は「このフォルム、すごく僕らしい。いいですよね。アクスタがほしいです」と笑いながら自画自賛した。
キッシュを食べるシーンでは横浜聡子監督から「食べた時に空気が漏れるんです」とディレクションがあったそう。「何を言っているんだろうな」と思いつつも必死に練習したそうだが「どうやってもできなんですよ!」とボヤく。本番でもいろいろ試したが「最終的に『忘れてください』って言われて。さすがだなと思いました。完成した映画を観たら『プププッ』と鳴ってなくて。正解が未だにわからない」と苦笑いで話すと、横浜監督は「私もわからないです」とぶっちゃけて笑いが起きていた。
また、ウエットスーツについても。「この格好で現場に入って、海に入って、『海から上がって』と言われて、『海に帰ってください』と言われる。だから、ほとんど誰とも会ってないんですよ。水中にいて」と裏話を披露していた。
舞台あいさつには、原田琥之佑、高良健吾、唐田えりか、菅原小春、坂井真紀、中須翔真、蒼井旬、山崎七海(※崎=たつざき)、新津ちせも登壇した。
本作は、『ジャーマン+雨』『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』『いとみち』に続く横浜監督の待望の新作。知る人ぞ知る孤高の漫画家・三好銀(1955-2016年)の最高傑作と名高い「海辺へ行く道」シリーズ(全3巻)の映画化に挑んだ。本編の撮影は2023年の夏にオール小豆島(香川県)ロケで実施。小豆島特有の陽光や海と空に囲まれた絶好のロケーションが十二分に生かされている。
物語は、アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街が舞台。のんきに暮らす14歳の美術部員・奏介(原田琥之佑)とその仲間たちは、夏休みにもかかわらず演劇部に依頼された絵を描いたり、新聞部の取材を手伝ったりと毎日忙しい。街には何やらあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。自由奔放な子どもたちと、秘密と嘘にまみれた大人たち。果てなき想像力と生命力が乱反射する海辺で、人生の素晴らしさを描く。
宮藤官九郎、ウエットスーツ姿に満足げ「アクスタがほしい」 海から出てきて海に帰るランチ店の常連役を好演
2025/08/30 17:00
- 映画
アクセスランキング
山肌染める東鉢山七曲り、北塩原・西吾妻スカイバレー
-
10月15日から新聞週間
-
全国学力テスト2025(外部特設サイト)
-
ADDITIONAL TIME 欧州サッカー侍戦記
-
参院選2025 コンテンツ一覧
-
福島民友新聞創刊130周年特集
信頼~福島民友の現在地~
新聞の仕事や歴史 マンガで紹介 -
トヨタソーシャルフェス2025
-
全国学力テスト2025
-
民友のワークシート~新聞コンクール
-
いわきFC2025試合日程
-
みんゆうデジタルアーカイブ
みんゆうみるもん -
大学入学共通テスト
追・再試験問題 -
掲載写真とバックナンバー
注文はこちら -
OPEN CAMPUS
オープンキャンパス2025【PR】 -
Smile&Smile
ふくしま子育て応援隊【PR】 -
民友ゆうゆう倶楽部
-福島県のシニアライフをサポート- -
それ、調べます
みんゆう特命係~ゆう特~ -
知る・備える・身を守る
#イイソナエ キャンペーン【PR】 -
PR TIMES
福島県内・隣県関係プレスリリース情報 -
マーケット速報
-
福島民友NEWSmart