11月3日開催の『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』（神戸・GLION ARENA KOBE）の追加カード発表会見が19日に都内で行われ、鹿志村仁之介vs.安井飛馬の“寝業師対決”が発表された。会見に出席した両者は、早くも静かに火花を散らせた。
【動画】鹿志村仁之介「衝撃で笑っちゃった」“JTTの寝業師”安井飛馬の一本宣言に余裕の笑み
勝利した試合はすべて一本勝ちという生粋のグラップラー・鹿志村。幼少期から柔道と柔術に励み、柔術では黒帯を取得すると2020年にパンクラスでMMAデビュー。DEEPで勝ち負けを繰り返したが、24年9月から3試合連続1ラウンド一本勝ちを収め、今年6月の札幌大会でRIZIN初参戦。後藤丈治と白熱した試合を繰り広げたが判定負けとなったが、9月のDEEPで一本勝ちしRIZINに戻ってきた。
昨年大みそかの『雷神番外地』の黒薔薇くんに判定勝利して以来の試合となる“JTT最強の寝業師”安井は、柔道で活躍していた大学時代にBreakingDown第1回に出場し、朝倉未来にスカウトされ「朝倉未来1年チャレンジ」2期生としてJTTに加入。昨年8月にプロデビューし3戦3勝の戦績。フェザー級で戦ってきたが今回からバンタム級に転向する。
対戦相手の印象について、安井は「鹿志村選手は寝技が上手だけど全然負けないと思っています。打撃でバンってぶっ飛ばして寝技で極めたい」と宣言。それを受けて鹿志村は「柔道やってたぐらいしか情報がなくて、試合も見たことなくて、フェザーから落としてくるからフィジカルはあるのかなって思ってたんですけど、まさか寝技で僕に勝てるって思ってるのがちょっと衝撃で笑っちゃったんですけど」と余裕の笑み。
そして「打撃でパパってやって寝技で極めるらしいんで、返り討ちにしてやろうかなと思います。柔術黒帯なんで、そのへんのあまちゃんには負けないでしょ」と断言。安井が「僕も柔術の世界チャンピオンと練習してもあまり負けない。自信を持って寝技対決できれば負けない」と返すも、鹿志村は首を横に振って格の違いを漂わせた。
●『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』追加対戦カード
・女子スーパーアトム級タイトルマッチ
【王者】伊澤星花 vs. 【挑戦者】大島沙緒里
・フェザー級
摩嶋一整 vs. 木村柊也
・バンタム級
鹿志村仁之介 vs. 安井飛馬
・フライ級
トニー・ララミーvs.山内渉
・120キロ級
貴賢神 vs. MAX吉田
・OPファイト スーパーアトム級
NOEL vs. 海咲イルカ
●既報カード
・フェザー級
萩原京平vs.秋元強真
・バンタム級
中島太一vs.後藤丈治
・ライト級
雑賀“ヤン坊”達也 vs. ヌルハン・ズマガジー
・ライト級
宇佐美正パトリックvs.桜庭大世
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