• X
  • facebook
  • line

『もしがく』若者たちの夢、挫折、恋を笑いと涙…菅田将暉主演、青春群像劇が開幕【第1話あらすじ】

2025/10/01 22:05

  • エンタメ総合
10月1日スタート『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』より(C)フジテレビ

 三谷幸喜が脚本、主演に菅田将暉を迎えるフジテレビ水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(毎週水曜 後10:00※初回30分拡大)が10月1日にスタートする。放送を直前に控える中、場面カットとあらすじが公開された。

【写真】■ドラマ『もしがく』キャスト・出演者一覧【2025年10月期】

 本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷自身の経験に基づいた要素を含んだ完全オリジナルストーリー。

■第1話あらすじ

 1984年はバブル経済の前夜にあたる時代。大人たちは夜な夜な羽振りよくお金をばらまいた。渋谷はカルチャーの発信地として多くの若者でにぎわった。手にスマホはなく、人々はいつも前を見ていた―。

 渋谷の片隅にはまだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様もあった。不器用ながらも生きることに一生懸命な“人間くさい”人たちが、時に激しく衝突しながらもエネルギッシュに生きた時代を、三谷ワールド全開で笑いと涙いっぱいに描く。

 昭和59年秋。蜷川幸雄に憧れる演出家の卵、久部三成(菅田将暉)は、路頭に迷っていた。彼のあまりの横暴ぶりに、劇団から追放されてしまったのだ。
 あてもなくさまよう久部が迷い込んだのは、怪しいアーケード街だった。ネオンが光るその商店街は「八分坂」。渋谷駅から8分でたどり着くから八分坂と呼ばれているのだが、そのアーケードにはこう刻まれている。

 “Pray speak what has happened(何があったか話してごらん)”案内所のオババ(菊地凛子)に誘われて、久部はWS劇場の扉を開く。そこは、遊び慣れていない久部にはハードルの高い、劇場なのだった。
 演劇青年の純粋な思いを軸に、時にある家族を描き、時に喜劇と悲劇を同時に描いていく。八分坂という小さな世界に住む、愚かで愛(いと)おしい人々が、1人の青年に翻弄されていく・・・。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line