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ラルクken×TUBE春畑道哉、人気ギタリストが初の共演 名曲「虹」セッションに大歓声

2025/10/13 16:27

  • 音楽
L’Arc〜en〜Ciel・ken×TUBE・春畑道哉、人気ギタリストが初の共演 (C)ORICON NewS inc.

 東京・原宿/表参道エリアの3会場で開催されたギターブランド・フェンダーによるイベント『Fender Experience 2025』が、13日に最終日を迎えた。この日は数多くのプログラムが行われるなか、L’Arc〜en〜CielのkenとTUBEの春畑道哉によるスペシャルトークセッションが実施され、人気ギタリスト2人の初共演に会場は大きな歓声に包まれた。

【写真】LUNA SEA、ラルク、TUBE…豪華プレイヤーが集合!『Fender Experience 2025』最終日の様子

 「はいどうもー!」とkenが元気よく登場し、春畑が「よろしくお願いします」と応じると、場内は一気に温かい空気に。2人は裏で「ネタを作って出ていかないといけないな」と話していたと明かし、和気あいあいとした雰囲気でトークがスタートした。親交のある2人だが、こうして並んで登壇するのは今回が初めて。kenが“喋り担当”、春畑が“癒やし担当”といった役割でステージを盛り上げ、客席からは笑いが起こった。

 トークでは、エレキギターへのこだわりからフェンダーのギター「Acoustasonic」の魅力まで、ギタリストならではの深い話題が次々に飛び出した。春畑が「ギターは相棒」と語れば、kenは「めっちゃ腹が立つし、大好きなもの」と独特の表現で応じるなど、それぞれのギター観がにじむやり取りが続いた。

 レコーディング方法や機材の使い方についてそれぞれが質問し合う場面もあり、機材に関する話の際に春畑がマイクロSDカードをSIMカードと勘違いすると、kenが「電話機能はついてないでしょ!」とツッコミを入れて爆笑を誘うなど、終始和やかなムードに包まれた。

 後半のセッションパートでは、2人が「Acoustasonic」を手に共演。アコースティックな響きを生かしながら交互にバッキングとソロを弾き合い、kenがボディを叩いてパーカッションのようなリズムを刻む場面も見られた。さらに2曲目では、L’Arc〜en〜Cielの人気曲「虹」を披露。kenがイントロを奏でると大歓声が上がり、春畑が美しいトーンでメロディを紡ぎ、会場を魅了した。

 トークでkenは「腹が立つとか言いましたけど、いい気分になれるのがギターの魅力。弾けなくてしまい込んでいる人から借りて弾いてみるのもいいと思いますし、楽しいですよ」とコメント。春畑も「今日はギターを弾かない人も多いみたいですけど、興味があるなら試してみると新しい自分に出会えると思います。“Fの壁”で挫折するってよく聞きますけど、弾かなければいいですから」と笑顔で語った。

 なお、この日はLUNA SEAのJとINORANによるトークイベントも開催。それぞれが自身のシグネイチャーベース/ギターへのこだわりや思いを熱く語った。原宿/表参道エリアにはフェンダーとロックを愛するファンが数多く集結した。

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