【万博閉幕】当初閑散パビリオン→半年後に激変の光景　共同館コモンズに世界中から寄せ書き「ありがとう」

　大阪・関西万博がきょう13日、閉幕する。大阪・夢洲の会場内は、4月13日の開幕当初とは打って変わった光景が広がった。

【写真】半年前は人がいなかった…万博コモンズ館

　4月の開幕当時、来場者は、各パビリオンの見どころもよくわからなかった。そうした中、複数の国・地域が集まる「コモンズ館」は、閑散としていた。「休憩の場」「スタンプをたくさん押せる」といった見方もされるなか、普段知ることのできない貴重な世界の文化やモノ、スタッフらとのふれあいが増えるにしたがって、ファンが増えた。

　半年後、きょう閉幕日。コモンズ館のウィンドウには、世界中のスタッフから、それぞれの言語で「ありがとう」のメッセージが無数に描かれた。

　158の国・地域が参加した万博を象徴する光景に多くの人が足を止めるなか、スタッフは「午後からは並ばないと入れない」と説明し、来場者をにこやかに案内していた。

　万博は、大阪・夢洲で4月13日に開幕し、世界各国・地域・機関がが参加した。184日間の祭りは、きょう13日に閉幕する。