三栄は20日、公式サイトで『月刊モトチャンプ』を2026年2月号で休刊することを発表した。
【写真】45年の歴史に幕⋯公式サイトに掲載された報告全文
同社は、「月刊モトチャンプ休刊のお知らせ」と題し、文書を発表。「皆様のご支援のもと制作を続けてまいりました『月刊モトチャンプ』につきまして、誠に残念ではございますが、2026年2月号(1月6日発売)をもちまして休刊する運びとなりました」と報告した。
文面では、約45年の歴史を振り返り、最後に「創刊より約45年にわたり『月刊モトチャンプ』をご支援くださった関係者の皆様、並びにご愛読いただきました読者の皆様に、心より御礼申し上げます」と感謝。「休刊に際しご迷惑をお掛けいたしますが、今後とも弊社発行媒体ならびに WEBサイト、各種イベントに変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と結んだ。
■報告全文
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は弊社媒体に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、皆様のご支援のもと制作を続けてまいりました『月刊モトチャンプ』につきまして、誠に残念ではございますが、2026年2月号(1月6日発売)をもちまして休刊する運びとなりました。
『月刊モトチャンプ』は、隔月刊誌『モトライ・チャンプ』の後継として 1981年11月に創刊(1982年1月号)され、「バイクをもっと楽しく!」を合言葉に、独自の視点から親しみやすい情報を発信し続け、多くのバイクファンの皆様にご支持を賜ってまいりました。
1980年代後半から1990年代にかけては、誌面のみならず、ミニバイクレースを中心としたムーブメントを創出。全国規模で開催された「モトチャンプ杯ミニバイクレース」は、数多くのグランプリライダーを輩出し、世界への登竜門として広く認知されるまでに成長いたしました。また、ミニバイクレースに限らず、「モンキー」や「スーパーカブ」など50cc の4ストロークエンジン搭載車を対象とした「4MINI(ヨンミニ)」、さらにはスクーターのチューニングおよびカスタム情報に関する記事においても、他誌に先駆けて深く掘り下げた内容を掲載し、長年にわたり多くの読者の皆様にご愛顧いただいてまいりました。
誌面としての『月刊モトチャンプ』は前述の号をもって休刊となりますが、今後は現在制作中のWEBサイトを中心に、これまで以上の熱意をもって情報発信を継続してまいります。WEBサイトに関する詳細につきましては、改めてご案内申し上げますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
最後に、創刊より約45年にわたり『月刊モトチャンプ』をご支援くださった関係者の皆様、並びにご愛読いただきました読者の皆様に、心より御礼申し上げます。休刊に際しご迷惑をお掛けいたしますが、今後とも弊社発行媒体ならびに WEBサイト、各種イベントに変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
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