ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONが、25日に東京ドームで開催されるオアシスの来日公演にてオープニングアクトを務めることが決定し、同バンドのボーカル&ギターの後藤正文が23日、自身のnoteにて経緯や心境を率直につづった。
【ライブ写真】エモーショナルな表情のリアム!オアシス再結成ツアー『oasis live '25』アメリカ公演より
オファーが届いたのは、北アイルランドのバンド・ASHとのスプリットツアー大阪公演前日の15日だったという。25日のオアシスの公演には観客として参加する予定だったという後藤は、「マジかよ」と驚き、メンバーの中でも「いくらなんでも急すぎる」という意見が出たことも明かした。楽器や音響スタッフも含めた体制を整える必要もあり、即断できない現実的な課題もあったとした。
後藤は、オアシスの「Live Forever」がなければ現在の自分は存在しなかったとつづり、同曲の“Maybe”の一声が人生を変えたと振り返る。作曲面では「Wonderwall」をバイブルとし、押韻についてもノエル・ギャラガーの手法を研究・模倣することで学んできたという。
オファーを伝えられた当時、スタジオで機材の入れ替え作業をしていた後藤は「みんな喜んでるだろうな」と妄想していたが、メンバーたちはホテルで冷静に話し合っていたという。「なんだよ!」という気持ちと「しっかりしてるな」という気持ちが8:2くらいだったとも記している。
「俺がどうやって音楽を始めたのか知ってるんだから、バンドがどうこうじゃなくて、友達として俺を東京ドームのステージに立たせてくれよ」と、正直な気持ちをメンバーに伝えたことも明かした。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは2005年にも『SUMMER SONIC EVE』でオアシスの前座を務めており、本編『SUMMER SONIC』ではオアシスとウィーザーと同じステージにも出演。当時の思い出を振り返りながら、今回の出演で「若いバンドやアーティストの一席を奪ってしまっているかもしれない」という罪悪感も吐露。「どうせ誰がやってもファンに怒られるなら俺がやる」という気持ちもあったとして、「オープニングアクト自体がなさそうな雰囲気」に少し拗ねていた心境も包み隠さずつづっている。
オアシスのメンバーに会えたとしても「“秒”の世界」もしくは「面会なし」だろうと予測する後藤は、それ以上に東京ドームの音響に緊張していると明かす。「こんな率直な言葉をnoteに綴っていて、まったく俺はロックスターたる何かを有していない」と自己分析しつつ、「誰かの青春が鮮やかに蘇ったり、生きていてよかったなと思ったり、そうした幸福がそこら中に充満しますように」と願いを込め、「10代の俺を救ってくれたギャラガー兄弟とOasisの今後の幸福を願う」と結んでいる。
さらに後藤は、26日のオープニングアクトを務めるバンド・おとぼけビ~バ~にも言及し、「クソ最高」と絶賛。「ファンダンゴの次の日に東京ドーム、からの南米のフェスとツアー。ヤバすぎる」と感嘆の言葉をつづり、「日曜日のチケット、誰か譲ってくれ」と呼びかけた。
アジカン・後藤正文、オアシスのオープニングアクト抜てきに驚きと感謝つづる おとぼけビ〜バ〜にも「クソ最高」とエール
2025/10/23 18:40
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