『仮面ライダーガヴ』と『ナンバー戦隊ゴジュウジャー』の2本立ての映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』、映画『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』が今年7月に公開された。その際にORICON NEWSでは、東映のスーパー戦隊シリーズの作品でプロデューサーを務めてきた松浦大悟氏、塚田英明氏、白倉伸一郎氏にインタビューを実施していた。スーパー戦隊シリーズの終了が報じられているが、7月時点で3人が語っていたスーパー戦隊シリーズの“これから”を再掲する。
【動画】東映の松浦大悟氏&塚田英明氏&白倉伸一郎氏がスーパー戦隊シリーズ50周年の裏話
松浦氏は現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(2025)を、塚田氏は『特捜戦隊デカレンジャー』(2004)、『魔法戦隊マジレンジャー』(2005)、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(2007)、『魔進戦隊キラメイジャー』(2020)を、白倉氏は『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992)、『五星戦隊ダイレンジャー』(1993)、『機界戦隊ゼンカイジャー』(2021)、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022)を担当している。
――これからのスーパー戦隊シリーズは、どうなっていくと思いますか?
【松浦氏】スーパー戦隊全体はちょっとわからないです。僕が担当している『ゴジュウジャー』についても、僕らが作ってるだけじゃ成し遂げられない。そもそも僕も作り手に回ってからの期間はすごく短い。それでも感じるぐらい、見てくれる皆様が応援してくれてるからこそあるものだな、とひしひしと感じている。その恩返しを、「ありがとうございます」という気持ちを『ゴジュウジャー』にも込めたいと思っています。
【白倉氏】『パワーレンジャー』が始まる時に、アメリカの撮影所に行って雑談をしていた時の話ですが、当時は『ビバリーヒルズ青春白書』や『ER緊急救命室』といった群像劇が日本ではなかったんです。アメリカのテレビドラマで非常に流行り出していて、すごくうらやましかったんです。「ノンスターによる群像劇ができるアメリカが本当にうらやましい」みたいな話をしたら「何を言っているんだ。日本はとっくにやっている。それがスーパー戦隊シリーズで、そこが面白いと思って我々は作っている」と言われて、完全に納得はしてないんですけど「そっか。なるほどね」と思ったんです。チームヒーローという前に群像劇であることがスーパー戦隊シリーズの非常に大きい特徴かなと思います。スーパー戦隊という枠をはめてしまうと見えなくなっちゃうけど、人間の集団だから必ず世相、現代性、同時代性を映し出す鏡としての存在になるんですよ。だから「スーパー戦隊って、こういうものだ」と決め込まずに、その時代の変遷とともに、5人なら5人、6人な6人の有り様は変わっていくはず。これからも変化は必ずしていくので、目が離せないと思います。
【塚田氏】まだやってないことをやりたいと思います。これまでの作品にちなんで、50個のモチーフがあるとは言っても、ダブったりしている。「まだこれやってなかったね」みたいなことが、実は最近のものでもあったりして。そういう意味では、まだまだ「子どもはこれが好きだよね」ということに限らなくてもいいかなとも思っています。いろんな形で「こういうスーパー戦隊もありか!」とびっくりさせることができれば、楽しいなと思います。
スーパー戦隊シリーズ終了報道 7月に歴代プロデューサー陣が語っていた“これから”
2025/11/01 07:00
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