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朝ドラ「あさが来た」モデル・広岡浅子の波乱万丈な人生をドラマ化 知恵・度胸・抜群の商才で立ち向かう

2025/11/06 12:15

  • エンタメ総合
「日経スペシャル リーダー列伝 ~豪商「加島屋」400年 広岡浅子 波乱の半生~」(C)テレビ大阪

 テレビ大阪は、特別番組『日経スペシャル リーダー列伝 ~豪商「加島屋」400年 広岡浅子 波乱の半生~』を8日午後4時からテレビ東京系列6局ネットで放送する。未来を変えたリーダーに迫るシリーズの第2弾として、今回はNHK連続テレビ小説『あさが来た』のモデルにもなった女性実業家・広岡浅子の生涯を描く。

『あさが来た』スピンオフドラマ 主役は亀助

 幕末から明治にかけて活躍した浅子は、三井家に生まれ、大阪随一の豪商「加島屋」に嫁いだ。激動の明治維新期、金融危機に直面しながらも、炭鉱経営や銀行設立など新たな事業に挑戦。後に生命保険会社の設立にも関わり、1902年に「大同生命」の創業へとつなげた。

 番組では、浅子がいかにして“おなごに学問は不要”という時代の価値観を超え、ビジネスの世界に飛び込んだのか、その原動力となった信念や決断を再現ドラマで描く。炭鉱の断層発見で頓挫しても諦めず、単身で福岡に渡り採掘に挑んだ“九転十起”の精神が、視聴者に強い印象を残す。

 また、現代に受け継がれる浅子の“DNA”にも注目。浅子が創業に関わった大同生命では、現在も約6800人の社員と36万社の中小企業が関わり、経営者育成プログラム「大同マネジメントアカデミー」を展開。挑戦を重んじる企業文化の中に、浅子の志が息づいていることが紹介される。

 司会は福澤朗。コメンテーターにはトラウデン直美と歴史作家の山村竜也、ゲストとして大同生命保険社長・北原睦朗が出演。スタジオトークとドラマを交えながら、広岡浅子の知られざる人生とそのビジネス哲学をひも解く。

 時代を超えて受け継がれる“挑戦の精神”を体現した広岡浅子。彼女の言葉「九転十起」は、現代のリーダーたちにも響く生き方のヒントとなりそうだ。

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