俳優の草川拓弥(30/超特急)、樋口幸平(24)が23日、都内で行われた『第35回映画祭 TAMA CINEMA FORUM 日本映画専門チャンネル オリジナルショートドラマ「こころ」登壇イベント』に出席。中川龍太郎監督とともに、本作の撮影を振り返った。
【写真】まさかの誕生日サプライズに顔を見合わせる草川拓弥、樋口幸平
草川は「一緒に演じる上で意識したのは“共鳴”することだなと思っていて、2人だけでもそうですし、中川監督とも一緒に作っていくっていうのがちゃんと観てる人に受け取ってほしい。観てる人も作品の世界観もそうですけど、私生活でどこかに共鳴できるような作品になってほしいなと思って意識して演じていました」と語り、樋口に「すんごい共鳴してたよね!」と目を輝かせながら共感を求めた。
樋口は、草川の勢いに苦笑しつつ、「いまはラフに話してますけど現場では本当にそうで。撮影期間は短かったんですけど、質がすごかったなと思っていて、終わったときの達成感がすごくて」と力強く振り返った。中川監督の演出には「とんでもなく良い演出をしていただいたと思っているので、できあがりを観たときに、これが気持ちでやった芝居の先にあるものなんだなって捉えて、最高の作品に出会えたし、人に出会えたなと思います」としみじみ。これには草川も中川監督も「うれしいね」「うれしいですね」とにっこり。
イベントでは上映後ということでネタバレもありつつ、濃密な撮影を裏話をまじえ語り合った。最後に、草川は「話足りないぐらいたくさん思い出が詰まっている」と後ろ髪を引かれる思いをこぼしつつ、「この『こころ』をたくさんの方に観ていただきたいと思いますし、皆さんの心にもしっかり受け取ってもらえるような作品だと思いますので、何度も観てくれたらうれしいなと思います」と自信をにじませた。
樋口は「僕の人生においてもこれほど出会えてよかったと思える作品に、僕の中で確実に財産になった作品に巡り会えたので、すごくありがたく感謝をしながら、今後の自分の人生に置き換えて頑張っていきたいなと思います」とあふれんばかりの思いをまっすぐに語っていた。
本作は、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『わかっていても the shapes of love』の中川龍太郎監督が日本映画専門チャンネルと3度目のタッグで実現した、夏目漱石の名作『こゝろ』から着想を得たオリジナルショートドラマ。この日は先行上映会で、12月8日午後8時から日本映画専門チャンネルで放送予定。
駆け出しの小説家である「私」(草川)が、妻である「彼女」(夏子)と出会ったのは、今から10年前、大学最後の夏だった。「私」は「彼女」を、唯一の親友であった「彼」(樋口)に引き合わせる。そのうちに3人は心のうち解け合った仲間になった。その一方で金銭的な問題から「彼」と同棲をしていた「私」は、次第に「彼」の心の奥にある本当の「彼」を知ることとなり、3人の心情は徐々に変化していく。「こころ」の内を知ってしまった「私」たちの現在とは…。
草川拓弥&樋口幸平、夏目漱石の名作『こころ』着想のドラマで“共鳴”「僕の財産になった」
2025/11/23 12:42
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