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『考察する若者たち』2週連続で新書1位 三宅香帆作品が新書TOP3に2作【オリコンランキング】

2025/12/05 04:00

  • エンタメ総合
三宅香帆『考察する若者たち』(出版社:PHP研究所/2025年11月18日発売)

 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)で「新書大賞2025」(中央公論新社主催)を受賞した、文芸評論家・三宅香帆氏の最新作『考察する若者たち』が、12月4日発表の最新「オリコン週間BOOKランキング」の形態別「新書」において、2週連続で1位を獲得した。週間売上は0.7万部で、累積売上は1.4万部となった。

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 本作は、映画や漫画の解釈を深掘りする「考察記事」や「考察動画」が、なぜ流行するようになったのかを探る一冊。昭和・平成の作品批評の時代から、令和の“正解”を求める考察文化へと変化していった背景をひも解き、若者を中心に高まる「答えを得たい」という思考を読み解いていく。

 同ランキング3位には、同氏の『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』がランクイン。三宅香帆氏の作品が新書TOP3に2作並んだ。

 11月28日発表「オリコン年間BOOKランキング 2025」の形態別「新書」においても、『「好き」を言語化する技術』が2位、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が5位を獲得し、年間新書TOP5に2作ランクインした。

「オリコン週間“本”ランキング」は「2008年4月7日付」よりスタート
「ビジネス書」「新書」は「2008年4月7日付」よりスタート
それ以外のジャンル別・形態別は「2010年5月24日付」よりスタート

<クレジット:オリコン調べ 2025年12月8日付:集計期間:2025年11月24日~30日>

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