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中村倫也、スーパーで生を実感「『めっちゃ詰まっているな、このキャベツ』と」 板垣李光人は“鼻腔”で

2025/12/06 00:16

  • 映画
久映画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』公開初日舞台あいさつに登壇した(左から)板垣李光人、中村倫也 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の板垣李光人、中村倫也、久慈悟郎監督、原作・共同脚本の武田一義氏が5日、都内で行われた映画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』の公開初日舞台あいさつに登壇した。

【動画】中村倫也、スーパーで生を実感 板垣李光人は“鼻腔”で

 舞台となるペリリュー島は悲惨な戦場で多くの若者が命を散らせた。本作を観た今を生きる人の多くの人が“当たり前の日常の生”を実感した。関連して生を実感する瞬間を問われると板垣は「寒くなってきた今で言うと外に出て冷たい空気を吸うと鼻の付け根が痛くなる」と話すと、中村は「鼻腔の冷えで。それは感覚で感じるのか、季節がめぐることで感じるのか」と質問。板垣は「どっちもです。季節の変化によって体が痛覚として…」と返すと、中村は「こういう場で痛覚を持ち出す俳優は珍しいよ」とお互いに笑い合っていた。

 一方の中村は「僕は『めっちゃ詰まっているな、このキャベツ』とか、『今年のブロッコリーは小さいのか』とか、スーパーで主に感じます」とする。意味合いとしては“生活をしている実感”だそうで「仕事している時は生きている実感はあまりないんですよ。それを離れた生活で『頑張って今朝もモノを食べようとしている!』と」と力説。会場は微妙な反応で、中村は「どんなネットニュースになるのかが怖い…」と苦笑いだった。

 映画は、太平洋戦争末期のペリリュー島での壮絶な戦いを、親しみやすい三頭身のキャラクターで描いたアニメーション映画。主人公で、心優しい漫画家志望の田丸均(たまる・ひとし)役を板垣、頼れる相棒・吉敷佳助(よしき・けいすけ)役を中村が演じる。

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