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紫禁城創建600周年を記念したウイスキー「GONGシリーズ」より、「オーヘントッシャン 1997 23年」「ボウモア 1992 28年」「アードモア 1980 40年」を販売!

2025/09/08 15:10

  • 株式会社ウイスキー文化研究所
  • 商品サービス
株式会社ウイスキー文化研究所
 北京の紫禁城創建600周年を記念して、2021年に中国で販売されたスコッチのボトルシリーズ「GONG(ゴン)シリーズ」。ゴンシリーズの宮(ゴン)とは、北京にある紫禁城のことで、中国では宮という字は皇帝が住む宮殿のことを指します。すべてシングルカスクのカスクストレングスで6種販売された内の3種を、今回ウイスキー文化研究所が特別に入手し、日本のウイスキーファンにご提供いたします。ラベルは、それぞれ紫禁城の養心殿、太和殿、交泰殿をモチーフにデザインされています。

右から「オーヘントッシャン 1997 23年」、「ボウモア 1992 28年」、「アードモア 1980 40年」

株式会社ウイスキー文化研究所(本社:東京都渋谷区、代表:土屋守)はGONGシリーズ「オーヘントッシャン 1997 23年」「ボウモア 1992 28年」「アードモア 1980 40年」をウイスキー文化研究所 オンラインショップにて販売いたします。


商品概要




オーヘントッシャン 1997 23年アルコール度数:56.2%(カスクストレングス)
容量:700ml
カスクタイプ:ファーストフィルシェリーパンチョン
樽番号:10487
販売本数:18本
価格:198,000円(税込・送料別)




ラベルのモチーフとなっている養心殿は清朝の雍正帝(在位1722~35年)から皇帝の寝殿として使用されており、皇帝が家族や統治の重責から解放され、休息を得るための場所でした。ラベルは皇帝が使用した「金甌永固杯」、金の杯がもとになっています。オーヘントッシャンは3回蒸留のローランドモルト。このボトルはサントリーが買収してからのもので、珍しくファーストフィルのシェリーパンチョン樽で23年間熟成させています。

【土屋守のTASTING NOTE】

[色]
ダークアンバー。黒褐色。
[香り]
スイートでフルーティ。熟した果実。アンズ。プラム。糖蜜。
[味わい]
リッチでフルーティ。オロロソシェリー。コンテンツがしっかりとしていて、バランスも秀逸。ローストしたコーヒー豆。余韻も長く、長熟のオーヘントッシャンの良さがすべて表現されている。
[総合評価]
秀逸なバランスを持ったオーヘントッシャンで、ひとつの到達点。フレッシュでありながら、ディープ。シェリー好きにはたまらない…。


ボウモア 1992 28年アルコール度数:47.8%(カスクストレングス)
容量:700ml
カスクタイプ:ファーストフィルシェリーパンチョン
樽番号:2004
販売本数:16本
価格:440,000円(税込・送料別)



太和殿は紫禁城の中心に位置する最も格式の高い宮殿で、至高の美しさや、異なる万物が一体となることを象徴しています。ラベルは太和殿の龍椅(玉座)と皇帝の御衣に刺繍されている飛龍紋を合わせたもの。ボウモアは1779年に創業したアイラ最古の蒸留所で、フロアモルティングで必要とする麦芽の30%近くを賄っています。

【土屋守のTASTING NOTE】

[色]
ディープアンバー、マホガニー。
[香り]
ディープでリッチ。濃厚なフルーツ。ピートの燃えかす。時間とともにトフィーや、ランシオ香。
[味わい]
非常に複雑。渋みをともなったスモーク。余韻も長く、燻したオーク。後口はホットでスパイシー。
[総合評価]
革張りの豪華なソファに座り、ピートの燃える暖炉を見ているかのよう。28年という歳月が凝縮されている。ふと人生を振り返りたくなる…。


アードモア 1980 40年アルコール度数:45.3%(カスクストレングス)
容量:700ml
カスクタイプ:セカンドフィルシェリーオーク樽
樽番号:5154
販売本数:17本
価格:440,000円(税込・送料別)




 交泰殿は皇帝の寝所(乾清宮)と皇后の寝所(坤寧宮)の間に位置し、男女の交わりにより「天と地が調和し、健康で平安である」ことを意味しています。ラベルは「墨玉白玉蟠龍如意」と「青玉鳳蝠紋如意」が原型となっています。アードモア40年は1980年蒸留で、当時はティーチャーズの傘下蒸留所で、石炭直火をやっていた時代。

【土屋守のTASTING NOTE】

[色]
ペールアンバー。
[香り]
非常にリッチで複雑。熟した果実、乾燥イチジク。しょうが、ナッティ、かすかなピートが奥から現れる。
[味わい]
ソフトでラウンド、スイートで熟したフルーツ。レーズンチョコ。バランスも良く、うっとりするような余韻が長く続く。
[総合評価]
陰と陽、男女の交わりのように調和がとれていて、長熟ゆえの凝縮された旨味がある。かすかなピートが絶妙なバランスをもたらしている。
お得な3本セットもご用意
3種の合計価格は1,078,000円となっておりますが、3種セットでは78,000円OFFの1,000,000円でご購入いただけます!



豪華特典も付属
ご購入いただきますと、ボトルと合わせて「宮」をデザインしたブラックウォルナットの木箱、豪華解説書を合わせて送付いたします。

「宮」をデザインしたブラックウォルナットの木箱


館閣字体と英語で記されたリーフレット。表紙は五爪の龍がデザインされた布織物。


商品ページはこちら
※このボトルの詳細は9月12日発売の『Whisky Galore(ウイスキーガロア)』で解説しています。

「ウイスキー文化研究所」 について

ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務めるウイスキー文化の普及団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。
国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。また、2019年より世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」も運営しています。

【会社概要】




社名︓株式会社ウイスキー文化研究所
本社所在地︓〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F
代表取締役︓土屋 守
事業内容︓ウイスキーガロア編集発行/ウイスキーコニサー資格認定試験教本編集発行/ウイスキー関連書籍執筆、監修/ウイスキーフェスティバル企画・運営/ウイスキーコニサー資格認定試験企画・運営/ウイスキー検定運営/東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)運営/ウイスキーの製造アドバイス・技術指導
設立︓ 2001年3月
HP︓https://scotchclub.org/

ウイスキー文化研究所代表 土屋守プロフィール




1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、1998年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の1人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。日本唯一のウイスキー専門隔月誌『Whisky Galore』の編集長、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション実行委員長、ジャパニーズウイスキーの日実行委員長、2024年に発足した一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会の代表理事を務める。主な著書・監修書に、『完全版 シングルモルトスコッチ大全』、『ブレンデッドウィスキー大全』、『増補新版 ウイスキー検定公式テキスト』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『最新版 ウイスキー完全バイブル』、『ウイスキーを楽しむ教科書』(ナツメ社)、『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)、『ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー』(祥伝社)、『土屋守のウイスキー千夜一夜(1~5巻)』、『ジャパニーズウイスキーイヤーブック(日本蒸留所年鑑)』(ウイスキー文化研究所)などがある。
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