保育園給食における「食の見える化」推進と、食育パートナーシップによる学びの拡充を実現
このたび、東京都及び神奈川県で9園の認可保育園を運営する社会福祉法人みわの会(本部:東京都江東区豊洲2-5-3-101、以下「当法人」)は、山形県鶴岡市を拠点とする農事組合法人谷地ファーム(有限会社意匠工房)と、山形県産ブランド米「はえぬき」の長期供給契約および食育分野におけるパートナーシップを締結いたしました。
■ 背景:「安心安全な米の安定供給」と「食育」の両立を目指して
昨今、国内における米の供給不安や価格の高騰が報道される中、保育現場でも給食材料の安定確保が課題となっています。
当法人では、子どもたちにとって「食べること」が健やかな心身の発達に直結するという考えのもと、安心・安全な主食(米)の安定供給体制の確立を重要課題として位置づけてまいりました。
また、保育目標の一つである【日本が誇る「食」を「食育」へ】の観点から、日々の食事を学びの機会と捉える食育活動にも力を入れています。
■ 提携内容:ブランド米「はえぬき」の全園導入
谷地ファームとの契約により、令和7年10月の新米収穫以降、当法人が運営する全ての園において、ブランド米「はえぬき」の導入を順次開始いたします。
※一部園については令和8年4月より導入予定
山形県庄内地方で生まれた「はえぬき」は、炊飯特性調査で味、香り、外観、食感、粘りの全てで高評価を得た、バランスの取れた美味しいお米です。庄内の気候と土壌が、良食味と安定した品質を実現し、ミネラルやビタミンも豊富で栄養満点です。平成4年のデビュー以来、全国的なブランドとして人気を博しています。
■ 今後の展望:保育×農業の連携による食育プログラム
今回の提携を単なる原材料供給にとどめず、農家と保育園をつなぐ「食の見える化」や体験型学習を通じて、以下のような年間食育プログラムを展開予定です。子どもたちが毎日食べる“主食のお米”。私たちは、それを“育てる人”と“食べる人”をつなぐことで、持続可能な食育を目指します。
種まき・育苗や田植えの映像・写真を活用した園内観察学習(オンライン)
生産者による出前保育・交流イベント
子どもたちによる「収穫報告」など感謝を伝える取り組み
季節に応じた給食との連動による文化学習(例:新米の日)
このように、保育園の「食」を単なる提供にとどめず、生産の背景や日本の伝統文化を学ぶ場へと拡張することで、子どもたちの「食への関心・感謝・理解」を育みます。
【谷地ファーム 概要】
名称:農事組合法人 谷地ファーム(有限会社意匠工房)
所在地:山形県鶴岡市
設立:平成28年(2016年)
農地面積:約50ヘクタール
主な生産品目:「はえぬき」「つや姫」「雪若丸」など
特徴:農業法人としての持続可能な経営体制を確立。若手と熟練農家による技術継承と革新を両立し、自社流通体制により年間通じた安定供給が可能。

庄内の気候と土壌が、良食味と安定した品質を実現
【法人概要】
名称:社会福祉法人 みわの会
法人本部所在地:東京都江東区豊洲2-5-3-101
事業内容:認可保育園の運営(9拠点)、子育て支援事業
特色:2003年設立。2019年、厚労省発の保育所保育指針の理念に法人独自の保育方針を織り交ざた【MIWAほいく】を表現。
「非認知能力」を育む一環としてアートを軸に子ども達へ様々な体験の場の創出することを大切にしている。

MIWAほいく×食育 体験を通して日本の伝統食文化を学ぶ
【本件に関するお問い合わせ先】
社会福祉法人みわの会 法人本部
TEL:03-5547-0075
WEB:https://www.miwanokai.jp/
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