山形県は、山形で人気のラーメン・そばが一堂に会する「『ラーメン県そば王国』フェスタinやまがた」を山形県総合文化芸術館(やまぎん県民ホール) 屋外イベント広場にて11月1日(土)に開催します。

山形県は、都道府県別の人口10万人あたりのラーメン店舗数が57.92軒で全国1位・そば店舗数が43.14軒で全国2位※と、まさにラーメン・そばの激戦区です。(※出典元「タウンページ2021」)
“辛味噌ラーメン”や“酒田のラーメン”など県内各地域に特色のあるラーメンがあり、2024年の総務省家計調査においては1世帯(2人以上)当たりの年間ラーメン支出額で山形市が3年連続日本一になりました。さらに、「日本ご当地ラーメン総選挙」では「酒田のラーメン」が初代(2023年)王者に輝くなど、ラーメンは県民に広く愛されています。また、県内には13もの「そば街道」があり、山形ではそば文化も県内各地で楽しめます。
本イベントでは、県内各地のラーメン・そば全8ブースが出展するほか、ラーメン・そば関連製品や、「やまがたフルーツ150周年」にちなんだ、県産フルーツを使用したお酒やノンアルコール飲料等の物販を行います。また、今回は初の試みとして会場内でそば打ちを無料で体験できます。県内の各地域で実際に食べられている特色あるラーメン・そばを一度に味わえる本イベントで、ぜひ様々なラーメン・そばをお楽しみください。
■開催の背景
山形県には、地域毎に特色のあるラーメンやそばが味わえる多様性や、来客のあった際に出前のラーメンでおもてなしする文化があるなど、ラーメン・そばは県を代表する食文化であり、観光の視点からも重要な地域資源です。
山形県では、ラーメン・そばの魅力を国内外に発信して知名度向上を図るため、2024年8月29日付けで「ラーメン県そば王国」の名称を商標登録したほか、「ラーメン県そば王国やまがた」の浸透とより一層の機運醸成を図るため、ロゴマークの制作を行うとともに、観光誘客に結び付けていくための取組みを展開しています。
この一環として、山形のラーメンとそばの魅力を広く情報発信し、消費拡大と観光誘客による地域活性化に繋げることを目的に、本イベントを開催します。

■山形県が誇るご当地ラーメン・そばの特色
日本海に面する庄内地域にある酒田市の酒田のラーメン。魚介出汁スープをベースに豚骨や鶏ガラ等の動物系出汁の旨味とコクを合わせた、さっぱりとしつつも芳醇な旨味と香りが広がるスープと自家製麺が特徴です。また、トッピングのワンタンは向こう側が透けて見えるほど薄い皮で、ふわふわトロトロの食感です。
県南部の置賜地域にある南陽市で提供されている辛味噌ラーメン。辛味噌ラーメンは、味噌ベースのスープに中太縮れ麺で、唐辛子の入ったコクのある辛味噌がトッピングされていることが特徴です。
コシの強い田舎そばに、鶏肉からダシをとった甘じょっぱいタレをかけ、親鶏のチャーシューと小口に刻んだネギを載せる冷たい肉そばは、県中央部の村山地域にある河北町の名物料理です。
このほかにも、最上地域の「とりもつラーメン」や長井市の「馬肉ラーメン」等、ご当地ならではの麺があります。
■今回出展する全8ブースとそば打ち体験ブースをご紹介!
括弧内は主な提供メニュー。(※メニュー写真はイメージです。また、価格は税込です。)
1.酒田のラーメンを考える会(酒田市)
酒田のワンタンメン×鳥海遊佐メンマ
価格:1,000円(通常サイズ)
酒田のソウルフード、日本一になったご当地ワンタンメンに遊佐産の極太メンマをトッピング。

2.旬彩料理 樂蔵(米沢市)
冷やしかき揚げそば
価格:600円(ミニサイズ)
米沢市産「でわかおり」の新そば粉を使用した二八そばに相性の良い天ぷらを添えた一杯。

米沢牛みぞれそば
価格:800円(ミニサイズ)
米沢市産「でわかおり」の新そば粉を使用したそばに米沢牛のだし汁を使用した、みぞれ仕立ての温かいおそば。

3.山形中飛魚 亞呉屋(山形市)
亞呉屋スペシャル
価格:600円(ミニサイズ)、1,000円(通常サイズ)
ワンタン・半熟煮たまご・メンマ・チャーシューがトッピングされ、国内産焼きアゴ干し、地鶏の味わい深いスープと細ちぢれ麺による至福の中華そば。

4.皿谷食堂(寒河江市)
出汁香る中華そば
価格:800円(ミニサイズ)
削りたての鰹節をふんだんに使用した香り豊かな中華そば。

濃厚 担々麺
価格:900円(ミニサイズ)
牛と鰹節のスープに、ゴマとラー油の旨味が濃厚な担々麺。

5.かほく冷たい肉そば研究会(河北町)
かほく冷たい肉そば(冷・温)
価格:500円(ミニサイズ)
キリリと冷やしたコシの強い田舎そば、鶏肉だしの甘じょっぱく冷たいタレに、親鶏のチャーシューと小口に刻んだネギをのせた郷土の味。

鳥中華
価格:500円(ミニサイズ)
そばつゆをベースにした、親鳥だしが効いた和風中華そば。

6.中華そば 雲ノ糸(鶴岡市)
金華豚の極上中華そば
価格:1,000円(通常サイズ)
金華豚を使用しており、脂の甘みと繊細な旨味が広がる中華そば。

7.囲ろ川(南陽市)
辛味噌らーめん
価格:700円(ミニサイズ)、1,000円(通常サイズ)
味噌ベースのスープに中太ちぢれ麺を組み合わせ、ニンニクと赤湯南蛮が効いた、やみつきになる辛味噌ラーメン。

醤油らーめん
価格:600円(ミニサイズ)、900円(通常サイズ)
中太ちぢれ麺に魚介の風味が引き立つ醤油ラーメン。

8.自家製麺 鶏冠×新庄 新旬屋(山形市)
濃厚海老鶏中華蕎麦
価格:1,000円(通常サイズ)
2店舗コラボによるイベントの日限定の一杯。

※当日のラーメン・そばの提供杯数には限りがあります(無くなり次第終了します)。
※当日提供されるメニューや金額は予告なく変更となる可能性があります。
※各店舗で提供されるラーメン・そばは、現金での精算となります。
・そば打ち体験
参加費:無料
参加方法:各回開始45分前より整理券を配布し、先着順。
1回あたり16組まで(1組あたり3名まで可能)
1回目:11時~12時45分、2回目:14時~15時45分
※終了時間は各自のペースにより前後します。

■開催概要
日時:2025年11月1日(土) 午前10時~午後4時
会場:山形県総合文化芸術館(やまぎん県民ホール) 屋外イベント広場
※JR山形駅西口から徒歩約1分。入場無料。
出展者(順不同): 酒田のラーメンを考える会/旬彩料理 樂蔵/山形中飛魚 亞呉屋/
皿谷食堂/かほく冷たい肉そば研究会/中華そば 雲ノ糸/囲ろ川/自家製麺 鶏冠×新庄 新旬屋
※会場へ向かう際は、公共交通機関や近隣の有料駐車場のご利用をご検討ください。
■山形県のラーメン・そば文化
山形県には、そば屋でも中華そば(ラーメン)がメニューに入っているお店が多くあり、県民にとってラーメンは身近な存在です。また、自宅にお客様がいらっしゃったときは「おもてなし」としてラーメンの出前を振る舞う風習があるのも、山形県ならではです。
また、山形県はそば処として全国的にも知られ、地元はもちろん県外のそばファンから支持を得ています。老舗や名店が数多く存在しており、昔ながらの素朴な店構えや職人気質の主人による、伝統に培われた「打ち方」「茹で方」「つゆ」、素材へのこだわりなど、豊かで個性あふれた美味しさがあります。
杉の柾目(まさめ)の板で作った浅い箱にそばを盛り付けることから名づけられた「板そば」、歯ごたえのある親鶏とネギがメインの具で、鶏骨だしの冷たいつゆがかかっている「冷たい肉そば」、山菜やきのこがたっぷりと入った鉄鍋の中に、茹で上がったそばを入れながら食べる「月山山菜そば」など、山形ならではのそば文化があり、県内各地の「そば街道」において、様々な食べ方を楽しむことができます。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
