あわせて、同社はデジタル化とインテリジェンスを融合した「CRRCデジタル・インテリジェント低炭素都市交通システム・ソリューション(以下、本ソリューション)」を発表し、新エネルギー商用車システム、クリーンエネルギー(風力・太陽光・蓄電)技術、そして業界全体をカバーするバリューチェーン領域での存在感をさらに高めました。
【動画:https://videos.kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107864/202510066575/_prw_OM1fl_871y2oR6.mp4】
高付加価値な移動ニーズに応えて設計された「EU12C」高級電動コーチは、800Vアーキテクチャを採用し、最大出力480kW、トルク5,100N・mを発揮。30%を超える勾配にも対応します。空力性能に優れた流線型ボディと最新パワートレインにより、1回の充電で最長550kmの航続距離を実現。超高速充電にも対応し、稼働時間の最適化を図ります。
また、「ED12」電動ダブルデッカー・バスは最大126名を収容し、ESORT基準に基づく都市走行条件下で 、1回の充電あたり最大560キロの航続距離を実現します。さらに、高速鉄道の技術を応用した軽量な6000系アルミ合金ボディを採用しており、その耐用年数は20年に達します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202510066575-O1-KX7V4X7e】
CRRC EVの本ソリューションは、都市交通のあらゆるニーズを包括的にカバーする4つのレイヤーで構成されています。
・スマートクラウド・ブレイン(TOCC):ビッグデータ、AI、IoTを統合した集中管理プラットフォームで、都市交通のセンシング・伝送・分析・運用を一元化。精密な管理とリアルタイム意思決定を支援します。
・Urban MaaS(Mobility as a Service):AIによるダイヤ編成の最適化、オンデマンド配車、スマート・メンテナンスを実現。都市鉄道、スマートレール、バスを幹線とし、支線やマイクロシャトルで「ラストワンマイル」をつなぐ二層構造の交通ネットワークを構築しています。湖南省株洲市で実施中の実証プロジェクト「雲上バス」では、CRRC H05車両5台がオンデマンド運行を行い、定路線バスの10倍以上の月間収益を記録しています。
・スマート・ロジスティクス:公共交通と物流を統合することで、ラストマイル配送コストを50%削減し、効率を40%向上。
・グリーン・インフラストラクチャー:段階的かつシナリオに応じたアップグレードを通じて、都市の主要交差点にSL3レベルの認識技術を導入。「車両―道路―クラウド」を一体化することで、自動運転やスマート交通制御、ネットワーク化サービスを実現しています。
CRRCは、新エネルギー部品とクリーンエネルギー・ソリューションを統合した産業全体の技術力を活かし、持続可能な都市モビリティの実現に取り組んでいます。同社が展開する「風・太陽光・水素・車両」事業では、年間で約325億kWhのクリーン電力を創出し、4,000万トンのCO₂削減を達成。より環境に優しく、よりスマートな都市交通の実現に向けて、グローバル規模でのイノベーションを加速させています。
(日本語リリース:クライアント提供)
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