主人公の弟役・佐久本宝さん「縁を感じている」 エール秘話語る
主人公の弟・浩二役の俳優佐久本宝さん(22)に朝ドラ「エール」の撮影秘話や本県への思いを聞いた。
―実家の呉服店を継ぎ、上京する兄に反発するなど熱演が目立った。
「(演じる)浩二は芯が強い人。前半は怒ったり反発したりと嫌な役柄だったので、思い切って嫌われてもいいと考えながら演じた。意外にも反応が良く、驚いている。後半は視聴者がほっと一息つき、安心するような演技を心掛けている」
―浩二は福島に残り、地元のために奮闘するなど県民にとって身近な存在だ。
「役柄が呉服店の息子ということで今日も和服を着させてもらい、福島の皆さんの熱い『エール愛』を感じている。先ほど裕一役の窪田正孝さんに福島の状況を伝えたら『俺たちも熱いぞってところを見せてこい』と返信がありました。クライマックスを迎えていく『エール』ですが、まだまだ福島が登場しますので楽しみにしてください」
―会津地方で現代版組踊(沖縄の歌舞劇)を指導するなど以前から本県とつながりがあった。
「会津の皆さんから応援をいただき、今日も会場に来てくれた。縁を感じている。居心地が良くて食事もおいしいし、普段飲まない日本酒の味に感動した。空気が澄んでいてすてきな場所。何より福島の人は温かいですよね」
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