「福島エールひろば」川崎で開幕! 果物や古関のまち福島PR

 
古関裕而のまち福島をPRする「福島エールひろば」=川崎市・川崎アゼリア

 福島市出身の作曲家古関裕而をモデルにしたNHK朝ドラ「エール」の放送に合わせ、地元の魅力を発信しようと観光物産展「福島エールひろば」が13日、川崎市のJR川崎駅前にある商業施設「川崎アゼリア」で始まった。15日まで。

 福島市が例年参加してきた「かわさき市民まつり」が新型コロナウイルスの感染拡大で中止になったため、独自に企画した。古関を紹介するパネルを展示したり映像を放映したりして、福島への訪問を呼び掛けた。

 市内の5社・団体がブースを出展し、銘菓やお茶、蜂蜜、加工品などを売り込んだ。県くだもの消費拡大委員会は旬を迎えた地場産リンゴの主力品種「サンふじ」や種なしのカキを販売し、ミスピーチキャンペーンクルーがPRした。

 福島編が放送中の「エール」効果もあり、多くの人たちが足を止めて商品を購入したほか、観光パンフレットを手に取った。東京県人会の会員らも駆け付け、古里の味覚を買い求めた。