朝ドラ「エール」27日最終回 古関メロディー歌う「コンサート」
福島市出身の作曲家古関裕而がモデルで、3月末から放送してきたNHK朝ドラ「エール」は27日、最終回となる。新型コロナウイルス感染拡大に伴う撮影中断という異例の事態を乗り越え、全国にエール旋風を巻き起こした物語が大団円を迎える。
26日の本編最終話では、裕一(窪田正孝さん)と音(二階堂ふみさん)による感動的なラストシーンに加え、新型コロナによる肺炎で急逝した小山田先生役の志村けんさんが再登場した。古関の長男の正裕さん(74)は「よく練られた展開で大変良い締めくくり。あらためて父の楽曲に興味を持ってくれた人が増え、とてもうれしい」と絶賛した。
最終話はドラマパートがない特別編。出演者が役柄で古関メロディーを歌う「コンサート」で、音楽の物語にふさわしいカーテンコールとなる。久志役の山崎育三郎さんは「古関さんの楽曲の素晴らしさを伝える」とコメントしている。
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