昨年１２月３１日に東京・渋谷のＮＨＫホールで行われたＮＨＫ紅白歌合戦の特別企画として、福島市出身の作曲家古関裕而がモデルの朝ドラ「エール」出演者が集い、古関メロディー３曲を披露するスペシャルパフォーマンスが繰り広げられた。

　登場したのは主人公・裕一役の窪田正孝さん、鉄男役の中村蒼さん、久志役の山崎育三郎さんの「福島三羽ガラス」と、恩師の藤堂先生を演じた森山直太朗さんとその妻昌子を演じた堀内敬子さんの５人。

　福島三羽ガラスが「福島行進曲」を披露し、森山さんと堀内さんが「長崎の鐘」をデュエット。「栄冠は君に輝く」は山崎さんや森山さんらが歌い上げた。

　引き続き郡山市ゆかりの４人組グループＧＲｅｅｅｅＮ（グリーン）が主題歌「星影のエール」を歌った。

　窪田さんは「お互いにエールを交換し合い共に生きていこう」と語り掛けた。ヒロイン・音を演じ、紅組司会を務めた二階堂ふみさんは「私にとってもかけがえのない経験になった」と語った。