「記事が生きるレイアウトに」編集局編成部・續石 悠海(つづくいし ゆうか)

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福島民友新聞社に入社を決めた理由を教えてください

私は他県出身ですが、福島県内の大学に4年間通いました。学生時代に参加した募金活動で東日本大震災の遺児と会ったことで、福島のことをもう少し深く知りたいと思うようになりました。また、募金をしてくれた方が「新聞見たよ」と言ってくれて、新聞が持つ力を感じました。就職活動では新聞社や通信社を複数受験し、同業他社にも内定をいただきましたが、民友の社員や社風が温かいと感じ、入社を決めました。

現在の仕事について教えてください

編成部は、記事に見出しを付け、紙面のレイアウトをするのが仕事です。上司に「見出しは記事の何十倍もの威力がある」と教わりました。重要な部分を的確に伝えられているか、より分かりやすい表現はないか降版まで考えます。また、ニュースの重要度から扱いの大小を決め、原稿や写真が生きるレイアウトを心がけています。現在は経済面なども担当しています。まだ経験が足りず難しいと感じることも多いですが、先輩方からアドバイスをいただきながら紙面づくりに励んでいます。

仕事で大切にしていること、ポリシー、やりがいを教えてください

紙面全体にミスがないよう注意しています。見出しのミスはもちろん厳禁ですが、原稿も何度も読み返し確認します。編成は最初の読者として、原稿の疑問点なども報道デスクに伝えるようにしています。

自分でレイアウトしたものが、多くの方に読まれる製品になっていることに喜びを感じます。また自分が組んだ紙面と他紙と見出しを見比べることも新しい発見があり楽しいです。

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将来任されたい/やりたい職域、目標を教えてください

オールマイティーな「記者」を目指しています。

編成記者としては、世界のニュースや政治など全ての面を担当できるようになりたいです。先輩方の作成した紙面は、デザイン性があり言葉のセンスが光るものばかりです。先輩方のように美しい紙面を作るのが今の目標です。将来は、取材記者として外にも出て、内勤外勤両方の経験を紙面編集に生かしたいです。

休日やオフには何をしていますか

外食をしたり、録画したドラマを見たりしています。

就職活動中の方へメッセージをお願いします

福島県出身でなくても、大丈夫です。私自身も上司や先輩から「県外出身であることを仕事に生かしてほしい」と声をかけてもらいました。分からないことを一から覚えていくのも楽しいですよ。

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・1日のスケジュール

14:30
出社。各社の新聞を見る。地域版作りを始める

16:30
デスク会に出席。編集幹部やデスク、編成担当者が集まり、翌日の紙面展開を協議

17:30
メインの紙面を作成開始。ニュースの扱いや、配置場所をデスクや先輩に相談

随時
ゲラを出す。写真の色調整をシステム制作部に依頼

なるべく早く
完成、メイン紙面校了。編成担当者だけでなく、報道デスク、編成デスク、校閲担当者の校了が出てから印刷工場にデータが送信される

随時
新しいニュースが入り、締め切りが遅い地域用に紙面を改良(改版)

終わり次第
改版も校了したら、業務終了

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