東京電力福島第1原発の廃炉作業で最難関となる溶融燃料取り出しに向けた第1段階として、水素爆発で大破した1号機を覆う建屋カバーの解体作業が10月22日に始まった。放射性物質を含む粉じんが飛散する事態に周辺市町村の懸念は根強いが、これまでの作業過程で既にカバーの一部が破れるトラブルが発生。東電の危機管理の甘さが厳しく問われる状況で、徹底して慎重な作業が求められる。 解体作業では、建屋カバーの複数箇...
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