福岡市で9月末に開かれたマスコミ倫理懇談会全国協議会の全国大会で、災害報道に関する分科会が設けられ、メディアが被災者とどう向き合うかについて議論が交わされた。震災を取材する記者の思いなどを通して、災害について誰に、何を伝えるべきなのか、改めて考えさせられた。 議論は、4月に熊本県で発生した熊本地震での事例を中心に展開された。このうち、熊本地震で被害が大きかった益城(ましき)町を取材した熊本日日...
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