県内屈指のブランド牛として知られた「飯舘牛」の復活に向け、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部地域を除き解除された飯舘村で、2カ月にわたる水田放牧の実証試験が始まった。村の基幹産業だった畜産の将来を占う試験結果は、村民の営農再開の意欲を左右する試金石になりそうだ。 実証試験が行われているのは、除染完了後に牧草を育てた同村松塚地区の水田約2ヘクタール。ただ、水田のあぜ道や斜面は、国による...
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