東京電力福島第1原発事故に伴い、2012(平成24)年産米から6年間継続され、食の安全確保の象徴的な取り組みとなっているコメの全量全袋検査が、今後の検査体制を巡り岐路を迎えている。全袋検査で県産米の安全性が証明される一方、検査場まで運搬する負担や費用対効果などが課題に上る。県は年度内に、より効率的な検査方法への移行に向けた方向性をまとめるが、消費者や生産者らの声は「見直し」「継続」などさまざまで...
この記事は会員専用記事です
残り821文字(全文1,021文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。