東京電力福島第1原発から約11キロの沿岸部。津波から逃れた高台で、シイタケ栽培を再開させた。避難指示が昨年7月に解除された南相馬市小高区は風評被害の不安が根強い地域だが、「しいたけ農業」の泉景子さん(37)は「小高でキノコができるなら、他の野菜も全て作れる」と被災地での営農再開の先頭に立ち、産地再生を望む。 子どもの時から祖父母の田植えや稲刈りを手伝い、「いつかは農業で自立したい」と、父親が経...
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