農林水産業が東日本大震災、東京電力福島第1原発事故で受けた深刻なダメージは、関係者の努力によって徐々に回復している。農業産出額は震災前の水準に近づいており、漁業は試験操業の対象魚種が増えてきた。一方で農業は担い手不足、漁業は震災前の水揚げ量にはほど遠いという現実もある。本県の主力産業を次代につなぐ取り組みは続く。 震災と原発事故後、2012(平成24)年から本県沖で取り組まれている試験操業。県...
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