東京電力福島第1原発事故後に政府が除染の長期目標とした被ばく線量を、一定条件で空間放射線量に換算した「毎時0.23マイクロシーベルト」に再び注目が集まっている。更田(ふけた)豊志原子力規制委員長が「実態と合わない」と発言したのを受け、国の放射線審議会が数値の妥当性を審議することが決まったためだ。県内各市町村が除染を行う際にも基準とし、設定された直後からさまざまな議論を巻き起こしてきたこの数値につ...
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