子どもたちこそ、村の未来だと考えてきた。 震災と原発事故からの復興にとって最大の課題は、子どもたちのこと、そして学校のことだった。 震災発生から1カ月後の2011(平成23)年4月、村内の学校は川俣町の学校に間借りという形で移転した。ただ、長い期間借りるわけにはいかず、急ごしらえの仮設のプレハブ校舎に移って学校を継続させた。 避難生活が長引くにつれ、引っ越しなどで仮設学校に通う子どもの数は...
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