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【15】「通いたくなる」学校に 前飯舘村長・菅野典雄

2022/06/08 08:30

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いいたて希望の里学園内にある木製のらせん階段で、無邪気な笑顔を見せる子どもたち。子どもたちの存在は村が未来へと歩む原動力だ(飯舘村提供)

 子どもたちこそ、村の未来だと考えてきた。  震災と原発事故からの復興にとって最大の課題は、子どもたちのこと、そして学校のことだった。  震災発生から1カ月後の2011(平成23)年4月、村内の学校は川俣町の学校に間借りという形で移転した。ただ、長い期間借りるわけにはいかず、急ごしらえの仮設のプレハブ校舎に移って学校を継続させた。  避難生活が長引くにつれ、引っ越しなどで仮設学校に通う子どもの数は...

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