国体の陸上は昔から5日間の日程で開催され、総監督は福島陸協の強化部長が務める。強化部長に就いた私は少なくても毎日1人ずつ入賞者を出すことを最初の目標に掲げた。 大会によって異なるが、当時は県勢の入賞者が大体1人か2人。前任の強化部長はスタンドの真ん中に陣取り「頑張れ!」「頑張れ!」とひたすら激励する方だった。その手法を全て否定するわけではないが、サブトラックで選手のコンディションを整える役目を果...
この記事は会員専用記事です
残り574文字(全文774文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。