• X
  • facebook
  • line

【11】閉ざされかけた扉開く 会津中央乳業社長・二瓶孝也

2022/09/30 08:30

  • 有料記事
工場内に設置したチーズ製造機を点検する私(右)。応援を得て首都圏との取引の継続もかなった

 常に「必ず道は開ける」と信じて行動してきた。だからこそ、多くの人たちから応援と知恵をいただけたと思っている。 振り返るとピンチは何度もあった。東京電力福島第1原発事故による苦境もその一つだ。首都圏などにある一部の百貨店やスーパーを除き、会津もレッテルを貼られ、取引拒否という大きな痛手を負った。放射能検査で原乳は安全だと保障されていたのにだ。 震災から約4カ月後、全国各地の酪農・乳業関係者による「...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line