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廃炉は次のステージへ デブリ回収、今春2回目

2025/01/01 16:00

  • 有料記事
試料容器に入ったデブリ(点線の部分)=2024年11月13日、茨城県大洗町(日本原子力研究開発機構提供)
東京電力福島第1原発構内に林立する処理水を保管するタンク(代表撮影)

 3月11日で東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から丸14年となる。第1原発では昨年、溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しが始まり、復興の大前提となる廃炉作業は新たな段階に入っている。廃炉を含め、今年の復興施策を展望する。  東電は昨年11月、福島第1原発2号機でデブリの初回収に成功した。2回目となる取り出しは3~4月ごろの実施を目指しており、初回で使った装置を再度使用して分析に使うた...

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