3月11日で東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から丸14年となる。第1原発では昨年、溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しが始まり、復興の大前提となる廃炉作業は新たな段階に入っている。廃炉を含め、今年の復興施策を展望する。 東電は昨年11月、福島第1原発2号機でデブリの初回収に成功した。2回目となる取り出しは3~4月ごろの実施を目指しており、初回で使った装置を再度使用して分析に使うた...
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