看護師としての仕事をスタートさせた国立京都病院で、私は新生児センターに配属された。担当した新生児室には常時35人ほどの赤ちゃんがいた。病院では半母児同室制を採用していて、日中、母親と過ごした赤ちゃんは、夜になると新生児室に戻ってきた。月に8~10回程度あった夜勤の時は、目の回るような忙しさ。1人で35人分のおむつを交換したり、ミルクを飲ませたりした。 新生児室の夜勤の看護師にとって、出産の介助も...
この記事は会員専用記事です
残り580文字(全文780文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。