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減塩の鍵「だし」…素材の味生かす食事に 「健康ハートin福島」詳報

2025/03/21 09:20

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いしだ・たかふみ 広島大医学部卒。米ワシントン大上級研究員、広島大病院を経て2016年4月から福島医大教授。専門は循環器病学、動脈硬化、高血圧。日本循環器協会県支部長。
たむら・かなみ 1993年に管理栄養士となり、福島労災病院に勤務。現在は福島学院大短期大学部准教授として学生を指導するほか、クリニックや調剤薬局では栄養指導に当たる。
ばば・ゆきこ 銀行勤務を経て家業を継ぎ、2009年から田季野女将。檜枝岐村の曲げわっぱを使った器に会津産食材とおもてなしの心を詰めた「輪箱飯(わっぱめし)」で知られる。
県産の豊かな食材を生かした食事の重要性について講演を聞く来場者

 福島民友新聞社が20日、福島市で開いた講演会「心疾患を正しく学び美味(おい)しく実践! 会津郷土料理と伝統野菜で守る健康ハートin福島」では、3人の講師が循環器の健康、栄養学、郷土食の有識者として健康な体に欠かせない食習慣を提案した。  国の2016年調査によると、県民1日当たりの塩分摂取量は男性11・9グラム、女性9・9グラムで国の基準を上回った。塩分の取り過ぎは、高血圧を原因とする脳卒中や...

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