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郡山駅周辺3カ所に臨時の乗降場 11月、混雑緩和実験

2025/10/25 08:55

 福島県郡山市はJR郡山駅前の渋滞緩和に向け、11月10~30日に駅周辺3カ所に臨時の乗降場を設ける社会実験に乗り出す。駅西口ロータリーに集中していた車両を分散させることで、混雑緩和効果を探る。椎根健雄市長が24日の定例記者会見で明らかにした。

 臨時乗降場を設けるのは、駅西口ロータリーのタクシー待機レーンの一部、市営の駅西口駐車場、駅東口周辺市道。ロータリーは約8台分、屋上を利用する市営駐車場は約20台分の乗降スペースを確保する。東口は市道路肩に約6台分のスペースを設置する。

 実施期間は西口側2カ所が10~23日、東口は17~30日。特に混み合う午後4時~同9時に実施する。臨時乗降場には誘導員を配置し、金曜日に利用者にアンケート調査票を配る。

 実験結果は西口ロータリーの改修事業や今後の駅周辺全体の混雑対策に生かす考え。

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