派手な衣装とメークでステージを駆け回る。ロック歌手の忌野清志郎さんに持つイメージはそんな自信に満ちあふれた姿だった。しかし2009年の死後に見つかった20代の時の創作ノートには、世に認められるか不安な心情をつづっていた ▼忌野さんがバンド「RCサクセション」でデビューしたのは高校卒業の間際。授業では居眠りばかりしていたが、美術部の顧問だった先生のことは慕っていたという。音楽の道に進むことを反...
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