160年前の4月9日、奴隷制を巡って内戦が続いた米国の南北戦争が、南軍の降伏でようやく終結した。ただ国を二分した4年間の戦いは数十万人の犠牲者と、それに匹敵する負傷者を出し、傷痕はなかなか癒えなかった ▼リンカーン大統領は、内戦さなかの教書演説でこう語った。業火の試練(内戦)は後世に語り継がれる出来事。後世の人々は名誉を持って語るのか、不名誉と振り返るのかが問われているとし、自由と正義こそが試練...
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