伊達市出身の法学者が、研究者と、キリスト教の熱心な信者という二つの視点を用いながら日本国憲法を注意深く検討し、人権の尊重と、それを脅かす戦争の放棄の大切さを訴える。 一読して分かるのは、改憲の動きが、日本が戦争が行える国にするための地ならしにほかならないとの危機感が執筆の動機にあるということ。国際情勢が悪化しつつある今こそ、現憲法の持つ人権尊重と平和主義の二本柱が重要であることを繰り返し指摘。改...
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