新人記者時代、自らの無力さを思い知らされ、社会人として最初の壁にぶつかった。意気揚々と現場に出たものの簡単に特ダネは取れない。それどころか「役不足」と「力不足」を取り違えた記事を書き、デスクにこっぴどく叱られた ▼同期はそつなく仕事をこなしているのに自分は失敗ばかり。向いていないのか、もう辞めてしまおう。信夫山から夜景を眺め、家の明かりや車のヘッドライトの動きを見ては、みんな頑張って生きているの...
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